リーマンの鯉釣り日記

鯉釣りを始めて、もうかれこれ40年、鯉釣りが好きなんですと言える気持ちを持ち続けていたいです。

10月最後の余呉湖

2023年11月01日 | 余呉湖
10月最後になる余呉湖です.先週に引き続いてですね.
前回釣果を得たポイントは,すでに先客がその情報を基に入られていて,おそらくそうであろうと予想はしていたので,今回は違うポイントに入るつもりで,湖のまわりをゆっくり車を走らせながら,止めては湖岸に立ち,湖面を眺めたりしながら,2か所ほど目星をつけて,そこにフィーディングをして,また車を走らせて,結局フィーディングしたポイントには入らず,次回の楽しみにして,今回は前々回にばらしたポイントに入ることにしました.そろそろ当りがもらえそうな気がしての決定です.
昼過ぎに到着したから,2時間ほどポイントを見て回っていたので,お腹もすいてきたので,まずは竿をセットして,少し遅い昼食をと考えていました.
ちょうど竿をセットしているときに,同郷のトップカープアングラーともいうべきM氏がやって来ました.最初気が付かなかったのですが,声をかけてくれて,久しぶりという感じでした.
積もる話もあり,またコアなカープフィシングの話もお互いできるので,気兼ねなく,日ごろはあまり掘り下げて話もしないでいるお互いが,遠慮なく中身の濃い鯉釣り談議を始め,気がついたら昼飯を貯めることも忘れて,時計を見ると4時になっていました.
気を使ってくれてM氏が少し離れたところで竿を出しているアングラーの方へ行く間に何とか2本の竿をセットすることができましたが,結局昼飯は食べずにということに.ポイントは湖の西側になるので,4時を過ぎると日陰になり,寒さを感じるようになり,夜の車中泊の準備をし始めます.
ちょうど1時間が経ち,夜は竿を上げて翌朝に狙いを定めようと竿を見た瞬間に,突然リールが逆転して勢いよく糸が出ていくと同時にバイトアラームの受信機がピーというモノトーンな受信音を鳴り響かせます.隣で竿を出していたOさんに当たりましたよと声を掛けながら,竿を持ちます.Oさんも受信機の音と同時にリールのスプールが逆転する音が異常なスピード感があるので,すぐにアタリと分かったようです.
竿を持つと同時に強烈な引きとトルクが竿を持つ手に伝わってきます.当たった竿はセンチュリーのC2の13ftの竿で,久しぶりに使って当たった竿でしたが,3.5lbでもあるので,魚の引きがガンガン伝わってくる感じで,なかなか新鮮な感覚でやり取り開始です.
ちょうどそこに,M氏がやって来て,早速アシストしてもらいますが,なかなか魚が寄ってこないので,しばし,私と鯉とのやり取りを見学という状況です.しばらくして,やっと魚が浮いてきてその波紋が湖面に出たときに,私は気が付かなかったのですが,それに気づいたM氏がその方向を教えてもらい,私が竿をコントロールするという具合です.
岸近くに寄って来てからも3回ほど潜られて,そのたびにリールのドラッグの音が静寂を破り,竿の穂先が曲がり,これぞ大型の鯉とのやり取りの醍醐味です.
そして,なんとかネットインして,足場の悪い石の湖岸をネットを持ちながら濡らしたマットに乗せて一息です.メーターは超えていて,前回の鯉よりは大きさもある感じですが,体形はよく似ています.
余呉湖の鯉としてはすらっとしたタイプで,引きの強さをうかがわせる体形と言えます.
時刻も夕方5時になって薄暗くなってきたので,明日の朝の明るい時間帯に写真をと,ライフバッグに入れてキープです.ライフバッグも穴が開いていたのをM氏がよくある穴の開き方と説明してくれると同時に応急処置できれいに修復してくれるなど,大型の鯉を釣っているその経験から手際よくアシストしていただき,感謝しかありません.
夜は竿を上げて,翌朝明るい日差しの中で,ちょうどそのときに到着した名古屋のTさんにも手伝ってもらいながらの,写真撮影です.




 105㎝で,重さは16.5㎏です.前回は101㎝でしたので,少しサイスアップです.前回の鯉よりは引きも強く,久しぶりに大型の引きを堪能できたとも言えます.
結局当りはこの一本だけで,そこに余呉湖の難しさがあるのかもしれません.次回は,今回フィーディングしたポイントを考えていますが,殆ど釣り人も入らないところなので,自分と鯉との1対1の勝負で,果たして勝てるか,それを楽しみに次回の余呉湖釣行を計画したいと思います.
最期になりますが,今回は特にいろいろお世話になった同郷のM氏にはお礼を申し上げます.ありがとうございました.


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