リーマンの鯉釣り日記

鯉釣りを始めて、もうかれこれ40年、鯉釣りが好きなんですと言える気持ちを持ち続けていたいです。

余呉湖大型の兆し

2023年05月21日 | 余呉湖
 前回の野池のあと,余呉湖へ向かいました.春の最盛期を迎え,琵琶湖も大型ラッシュの声が聞こえてきます.余呉湖もそろそろ最盛期を迎えるのではないかと期待感が高まります.

 今回も前回と同じ足場の悪いポイントに入りましたが,車を止めていたところでは,足元に蟻がたくさんいて,気が付けば体に上ってきているということが何回もあり,結局腕を何か所か刺され,赤く腫れあがることになり,薬を塗っても痒みは中々収まる気配はなく,昼前に入釣したものの,アタリの期待できないと判断して,ポイントを移動することに.

 移動したのは翌朝の9時過ぎで,タープを片付け,竿を片付け等々,時間は1時間ほどかかった感じで,新しいポイントへ.

 岸から80mほどの沖で,何回か大型がもじるのが見られます.この数年,なかなか見られない光景で,しかもここ2,3年よく釣れてきていた60㎝クラスの鯉が釣れなくなった今年の余呉湖,10年ほど前の状況に似てきたように感じられます.大型が期待できそうな雰囲気です.

 さて,ポイント移動して,一息ついて,お茶でのどを潤していたところ,突然バイトアラームの音にびっくり.移動して,1時間もたっていません.しかし,バイトアラームの音が変です.連続音ではなく,かといって,風によるものでもない,異変を感じたので,釣り座に行くと,目の前で突然竿がバンクスティックから前に飛び出します.リールもろとも,護岸の石畳の上に落ちます.

 慌てて,竿を持つと,リールのドラッグがゆるめたなかったことに気が付きます.慌てて,ドラッグ緩め,竿を持つと魚の引きが伝わってきます.後で気が付くのですが,投げ返た竿のうち,この1本だけがリールのドラッグを緩めるのを忘れていたのでした.危うく,竿・リール諸共,鯉に持っていかれるところでした.

 主導権を鯉にとられた感じで,寄せて来たものの,足場も悪く,左の垂れ下がった柳の枝に絡まれ,錘が枝に絡まった状況で,足場の悪い石の上を歩きながら枝からおもりを外し,何とかやり取り再開です.通りがかったハイカーがびっくりした様子で後から声をかけてくれましたが,落ち着いて応答できる状況でなく,ネットが木の枝に引っ掛かったりしながらの悪戦苦闘でしたが,なんとなネットイン.
 90台半ばの精悍な顔つきの鯉ですが,その後は当りをもらえず,納竿しましたが,沖でもじる大型の鯉に今後の大型ラッシュの期待を持たせてくれる余呉湖でした.

 なお,これからの時期,余呉湖では,蟻やダニ等,虫刺されに十分気を付けるとともにその対策をして臨まれることをお勧めします.なかなか虫刺されが治らないのでご注意ください.足元には防虫スプレーを何度も吹きかけ,暑くても素足や半袖は禁物です.くれぐれもご用心を.


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