鯉竿(1)では、現在使っている鯉竿のうち、石鯛竿を紹介しました.現在この石鯛竿の他にカープロッドも使っています。そのカープロッドについては、また次の機会に紹介したいと思いますが、今回はこれまで私が使って来た竿について紹介したいと思います.
鯉釣りを本格的に始めたのが、今から約30年前。もう30年も経ちますが、いささかも気持ちは変わらず、当時のままです(笑)。でも、いつまでもこの気持ち(一言では言い表せないですが、鯉釣りが好きな人には解ってもらえるかも)を持ち続けたいと思っています.
鯉釣りを本格的に始めたとき、本屋さんで鯉釣りの本を買ったり、釣り雑誌を読む中で鯉釣りの竿に関しての情報を集めました.今のようにインターネットもなく情報を得ることに今とは隔世の感があります。本では、小西茂木氏や山田勳氏の本等を参考にして、最初は1年近く小西式を実践して、竿はがま磯3号にアブの6500Cで道糸6号、誘導浮子仕掛けのY字ハリスでしたが、釣果は殆ど得られず。時を同じくして同じ釣り仲間であった現在は医師のN氏が山田式を実践すると言って、紹介されていたダイワのサーフパワー420を3本、近くの釣り具屋で購入。リールは「起重機じゃない」という山田氏の言に従い、安いスピニングリールにラセン一本針仕掛けで寄せ餌+サツマイモ。同じ場所で二人で小西式と山田式を比べるべく竿を出しました.結果はすぐに出ました。ポイントも近くで、一投目にN氏の山田式の竿に当たり。続けて2投目。また山田式に当たり。これほど如実に差が出るとは。1年近く坊主の小西式と決別して、すぐに山田式に変更しました.竿も安いグラスのサーフパワー420、3本。この竿に関しては当時はカーボンは高価な竿で、グラスのサーフパワーは4000円程でした.他の投げ竿と比較するまでもなく、この竿しか使うことがなく、他のグラスの投げ竿と比較することはできませんが.その後発売されたサーフスイング420なども大きな違いはないと思われます.ベイトリールと違って竿の重さやリールの重さはスピニングリールを使う時はあまり影響はなく、しばらくこの竿で鯉釣りを続けていました。その後、この竿を好まれるというか、使いたいという鯉釣りの人が多くなって、地方の釣り具店を探したりする人もあったリしました。
また一方で小西式の系譜を継ぐ岐阜のT氏などは軽量の振り出し石鯛竿とアブの7000Cの組み合わせで、仕掛けは山田式に近いぶっ込みの喰わせ一本ばり仕掛けが広まってきました。当時NFTのケプラー中調525がかなり人気のある竿でしたが、値段もグラスとは異なり高価で、本数も多い人で5本も竿を出すので、揃えるだけでもお金がかかりました。
さて、当時何故振り出しの石鯛竿かと聞いても携帯が便利だということで、調子どうだからという人はいませんでした.石鯛竿に関して、本来の石鯛釣りでは並継ぎが主流で振り出し竿はサブというのが一般的です。そこで、石鯛竿を使おうと思っていろいろ調べて揃えたのが、オリムピックのボロン列島石鯛510でした。並継ぎにしては軽量で細身でしかも変え穂先の軟調の穂先は鯉の当たりや食い込みを意識するならば最高級の竿と思いました。今でも、このボロン列島510はその強さと細身のスタイルは人気がありオークションでも高い値段がついています.食い込みのよさと胴の強さを兼ね備えた、しかも軽量で鯉釣りにはベストマッチの石鯛竿であると今でも思っています。この竿は釣友のA氏に今は渡って使ってもらっています.このボロン列島を使って以来、ボロンの素材としての粘り等にカーボンでは出せない味を感じて、その後はボロン素材の石鯛竿を継続して使うことになりました.
次に使ったのは、NFTの銘竿と謳われ、石鯛の日本記録を樹立した『ダイヤフラッシュボロン石鯛」です。この竿は並継ぎと振り出しを各4、5本揃えました。今も大切にしています.振り出しでありながら胴に粘りを感じる竿です.そして穂先から胴まで連続的に粘りを感じてコントロールの良さを実感できる並継ぎも好きです.その後の石鯛竿で鯉釣りに適する竿はまだ私の感覚では見つかっていません。主に振り出しを使っていますが、重心が竿尻の近くにあり、そのためモーメントも小さく竿をたてることが容易でその意味では、サーフパワーも同じことが言えます。石鯛竿でこの調子の竿、特に振り出しでは見当たりませんが、410の長さのダイコーの石鯛竿はこれに近いかも知れませんので、もし使って見える方がいればその調子をお聞きしたいです。一部の方にはこの短いダイコーの石鯛竿をメインに使っておられると思います。
その後、10年以上ダイヤフラッシュを使って来ていましたが、平行して、同じNFTの仕様としてはダイヤフラッシュの一つ前の「ボロン翔振出石鯛」も使って来ました.デザイン等もよくその意味では気に入っている竿です。その後、鯉竿(1)で書きました、別誂鳴瀬石鯛500MHを使うことになりました.総じて石鯛竿に関しては並継ぎの調子は振り出しに勝り、その感覚はカープロッドでも同じことが言えます.実際、カープロッドでは殆どが並継ぎです。
鯉釣りを本格的に始めたのが、今から約30年前。もう30年も経ちますが、いささかも気持ちは変わらず、当時のままです(笑)。でも、いつまでもこの気持ち(一言では言い表せないですが、鯉釣りが好きな人には解ってもらえるかも)を持ち続けたいと思っています.
鯉釣りを本格的に始めたとき、本屋さんで鯉釣りの本を買ったり、釣り雑誌を読む中で鯉釣りの竿に関しての情報を集めました.今のようにインターネットもなく情報を得ることに今とは隔世の感があります。本では、小西茂木氏や山田勳氏の本等を参考にして、最初は1年近く小西式を実践して、竿はがま磯3号にアブの6500Cで道糸6号、誘導浮子仕掛けのY字ハリスでしたが、釣果は殆ど得られず。時を同じくして同じ釣り仲間であった現在は医師のN氏が山田式を実践すると言って、紹介されていたダイワのサーフパワー420を3本、近くの釣り具屋で購入。リールは「起重機じゃない」という山田氏の言に従い、安いスピニングリールにラセン一本針仕掛けで寄せ餌+サツマイモ。同じ場所で二人で小西式と山田式を比べるべく竿を出しました.結果はすぐに出ました。ポイントも近くで、一投目にN氏の山田式の竿に当たり。続けて2投目。また山田式に当たり。これほど如実に差が出るとは。1年近く坊主の小西式と決別して、すぐに山田式に変更しました.竿も安いグラスのサーフパワー420、3本。この竿に関しては当時はカーボンは高価な竿で、グラスのサーフパワーは4000円程でした.他の投げ竿と比較するまでもなく、この竿しか使うことがなく、他のグラスの投げ竿と比較することはできませんが.その後発売されたサーフスイング420なども大きな違いはないと思われます.ベイトリールと違って竿の重さやリールの重さはスピニングリールを使う時はあまり影響はなく、しばらくこの竿で鯉釣りを続けていました。その後、この竿を好まれるというか、使いたいという鯉釣りの人が多くなって、地方の釣り具店を探したりする人もあったリしました。
また一方で小西式の系譜を継ぐ岐阜のT氏などは軽量の振り出し石鯛竿とアブの7000Cの組み合わせで、仕掛けは山田式に近いぶっ込みの喰わせ一本ばり仕掛けが広まってきました。当時NFTのケプラー中調525がかなり人気のある竿でしたが、値段もグラスとは異なり高価で、本数も多い人で5本も竿を出すので、揃えるだけでもお金がかかりました。
さて、当時何故振り出しの石鯛竿かと聞いても携帯が便利だということで、調子どうだからという人はいませんでした.石鯛竿に関して、本来の石鯛釣りでは並継ぎが主流で振り出し竿はサブというのが一般的です。そこで、石鯛竿を使おうと思っていろいろ調べて揃えたのが、オリムピックのボロン列島石鯛510でした。並継ぎにしては軽量で細身でしかも変え穂先の軟調の穂先は鯉の当たりや食い込みを意識するならば最高級の竿と思いました。今でも、このボロン列島510はその強さと細身のスタイルは人気がありオークションでも高い値段がついています.食い込みのよさと胴の強さを兼ね備えた、しかも軽量で鯉釣りにはベストマッチの石鯛竿であると今でも思っています。この竿は釣友のA氏に今は渡って使ってもらっています.このボロン列島を使って以来、ボロンの素材としての粘り等にカーボンでは出せない味を感じて、その後はボロン素材の石鯛竿を継続して使うことになりました.
次に使ったのは、NFTの銘竿と謳われ、石鯛の日本記録を樹立した『ダイヤフラッシュボロン石鯛」です。この竿は並継ぎと振り出しを各4、5本揃えました。今も大切にしています.振り出しでありながら胴に粘りを感じる竿です.そして穂先から胴まで連続的に粘りを感じてコントロールの良さを実感できる並継ぎも好きです.その後の石鯛竿で鯉釣りに適する竿はまだ私の感覚では見つかっていません。主に振り出しを使っていますが、重心が竿尻の近くにあり、そのためモーメントも小さく竿をたてることが容易でその意味では、サーフパワーも同じことが言えます。石鯛竿でこの調子の竿、特に振り出しでは見当たりませんが、410の長さのダイコーの石鯛竿はこれに近いかも知れませんので、もし使って見える方がいればその調子をお聞きしたいです。一部の方にはこの短いダイコーの石鯛竿をメインに使っておられると思います。
その後、10年以上ダイヤフラッシュを使って来ていましたが、平行して、同じNFTの仕様としてはダイヤフラッシュの一つ前の「ボロン翔振出石鯛」も使って来ました.デザイン等もよくその意味では気に入っている竿です。その後、鯉竿(1)で書きました、別誂鳴瀬石鯛500MHを使うことになりました.総じて石鯛竿に関しては並継ぎの調子は振り出しに勝り、その感覚はカープロッドでも同じことが言えます.実際、カープロッドでは殆どが並継ぎです。