リーマンの鯉釣り日記

鯉釣りを始めて、もうかれこれ40年、鯉釣りが好きなんですと言える気持ちを持ち続けていたいです。

寒鯉2宮川

2015年01月18日 | 宮川

厳しい寒さが続く今年の冬ですが,土日と午前中は仕事でしたが,久しぶりに宮川にチャレンジしてみようと、土曜日の午後の仕事帰りに、少しフィーディングして、日曜日の午後に20年ぶりのポイントに入りました.釣時間は1時から4時迄の3時間です。宮川は洪水になる度に川底の様子も変わり、ましてや20年振りとなると、殆ど初めてのポイントに等しい感覚です。しかし、今回のポイントは、その昔、ゆく年来る年の鯉釣りキャンプを何度か張ったポイントでもあり、この時期の実績もあるのである程度は期待をしていました.さらに、川の様子も昔より水深もより深くなって、ポインント的にも広くなった感じであり、ここにかなりの鯉が居着いていることが想像されます。最深部は5m程です。餌場を予想して、その上下に餌を投げます。ただし、車から釣座までは200m以上の担ぎ込みになるので,竿は2本でライトタックルになります。


今回の仕掛けは寒鯉仕掛けです。
竿:マッドドラゴン3.0
リール:UKShimano MEDIUM BAITRUNNER XT-A LONGCAST
道糸:よつあみ FC Disk 300 フロロカーボン 4号16Lb
レッドコアライン:45Lb
オモリ:インライン 3.0オンス
ハリス:GARDNER TRICKSTER 20Lb
ハリ:EUROCARP WIDEGAPE no.6
餌:ROBIN RED 20mm シングル
寒鯉用として、PVAに同じROBIN RED20mm1個と15mmを3個、更にSOURCEのペレットを少々入れて当たりを待ちます。昨日にフィーディングしたので,今日はフィーディングはなし。

1投目を投げ終え、車に戻って昼食をとりながらテレビを見ていると30分程して、当たりを知らせるバイトアラームの音。200m離れていても確実に電波が届くことが判明しました.ウエアラブルカメラをセットして、釣座まで少し時間がかかりますが,慌てても仕方ないので、河原の石に気をつけながら釣座まで歩いていきます.鯉は川上に向かって走っています。鯉の着き場は予想以上に上のポイントらしい。強い当たりではなく、上がって来たのは70cmクラスの鯉です。久しぶりのこのポイントの鯉です。優しくその場でリリースして次を待ちます。

打ち返して、車に戻り、昼食の残りを食べ一息ついた頃でしょうか,時間にして打ち返し後、1時間も経っていないそのときに、また打ち返した竿に当たり。今度は途中でアラームの音が止んでしまい、ストラクチャーに入られた可能性大です。釣り座につくと、糸が手前の流木に絡んでいます。それを外すのに時間がかかります。2,3分かかったでしょうか、糸が外れると鯉は下に向かって50m程走っていました。流木に糸が絡んでいたので,鯉も走れなくなり、糸も出ない状態で、アラーム音がしなくなったようです。

川の鯉らしく、なかなかネットインしてくれなくて,何度も沖に向かって走りながらも、次第に寄せてネットイン。この時期の宮川の鯉を思いださせてくれる綺麗な黄金色の80cmクラスの鯉です。


何年ぶりかなと、少し感慨に耽って鯉を眺めると、昔のことが思いだされます。宮川は河原に降りるのに4WDでないと殆ど無理な河原ばかりでしたが、まだ昔は河原に入れましたが,最近は鍵がされていたり、柵が張られていたり、河原に降りる道も無くなっていたりで、鯉釣りには厳しい状況になり、殆ど鯉釣り師も入らない状況ですが,昔の清流宮川の面影は残っています。ただ、下流部の河原には草や岸辺の藻も無くなって、これもダム等の影響か、魚には厳しい環境になりつつあると感じられます。

とは言え,懐かしい釣友と楽しく鯉釣りをして時間を共有していた頃を思いだすと、もう一度、その頃の気持ちでみんなと再現してみたい寒鯉釣りです。




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