リーマンの鯉釣り日記

鯉釣りを始めて、もうかれこれ40年、鯉釣りが好きなんですと言える気持ちを持ち続けていたいです。

8月の余呉湖

2014年08月18日 | 余呉湖
ここ5年程、夏休みには余呉湖に来ています。この湖は木陰があり、陽射しを避けられるポイントも多く,景色もきれいで,夏の鯉釣りポイントとしては、一級ポイントに私は考えています.

夏休み2回目の余呉湖です。今年の余呉湖は琵琶湖からの給水の関係で琵琶湖に繁茂している藻が異常発生しています。特にキャンプ場前のポイントでは顕著です。昨年と同様に鯉の当たりは少なく、おまけにバレる確率も特に高くなっています。更に,寄せ餌の効果も少なく,鯉が居るポイントに竿を入れるかがキーになります.

湖に到着したのが昼過ぎで、知り合いのアングラーのMさんと話しながら状況を聞きながら、ゆっくり準備を始めました.今回は鯉のもじりが比較的見られるポイントに入り,フィーディングも少なく、10粒程度の15mmのボイリー(クライマックスとパイナップルバナナ)で、喰わせは20mmシングル(ロビンレッド)で狙いました.ピンポイントで2カ所に狙いを定めて、後はじっくり待つことに。

4時過ぎには夕立もあり、不安定な天候でいつもの夏の感じがしない状況です.5時半に最初の当たりがあり、予想したポイントです。掛かりもなく落ち着いてやり取りできるのも余呉湖の特徴でもあります.上がって来たのは,84cmの鯉でしたが,まずは一安心です。今回は荷物を積み替える際にアンフッキングマットを忘れたのですが,こんな時に限って、早く当たりがあるというのも皮肉なものです。

当たりのあった竿の打ち返しをして待つこと暫し,日も沈み静かな湖面に湖畔の民家からの明かりが光る時間帯になり、イスに座ってお茶を飲んでいるときに当たりを知らせるバイトアラームの音です。また同じ竿です。よく走る鯉でしたが、型は余呉湖としては小さく、明るくなる迄鯉をキープしておきました.

夜に期待はしていましたが,当たりはなく,静かに朝を迎えます。早朝4時半頃、外はまだ暗いものの、早朝の時合に期待する気持ちから、早く目が覚めます。また、地元のアングラーのNさんが来られたので,自転車でNさんの釣り座迄行き,暫し釣り談義に花を咲かせます。こんな一時は鯉釣りならではの楽しい時間です。

その後戻って、朝の食事です。メニューはレトルトのご飯をボイルして、納豆と野菜サラダ等です。さて、早朝の時間帯に当たりを期待したものの、時間は過ぎていき,7時を過ぎた頃,先ほどのNさんが来られて話しをしていると,目の前の竿からバイトアラームの連続音。リールのスプールの回転とともにラインが勢いよく出されていきます.また昨日と同じ竿です。今回はビデオも持参して来て、セットしておいたので,スイッチを入れて取り込み開始です。魚の勢いはいいのですが、重さは感じられません。とにかくよく走り暴れる鯉でした.5分くらいやり取りしてネットイン。Nさんには,ビデオを操作していただき,ありがとうございました。
昨夜の鯉は、
こんな色でしたが,今朝の鯉は明らかに色も違います.

余呉湖としては型が小さく、すこし残念です。もう一泊する予定でしたが,気持ち的に大型も期待できなくなって来たので,今回は午後に納竿でした。夏の陽射しを感じつつも、お盆も過ぎて夏の終わりへと近づいていく湖畔でした。



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