こんなタイトルやフレーズを最近は特に耳にしますが、こんな暑さの中、鯉釣りをする上でも、暑さ対策の上でも、どこへ行くか、どのポイントに竿を出すかは、釣果以前の問題としてまず考えざるを得ません。
今回の釣り場では、木陰でも日中は36度もあり、特に風がないと苦しささえ感じるほどです。おまけに当たりもないと来ると、この釣り自体が苦行にさえ思えて来ます。それでも、竿を出そうとするのは、鯉釣りアングラーのサガとも言えそうですが、鯉釣りアングラーの諸兄はいかがでしょうか。
木陰があるという野池を昵懇のアングラーと日帰りではなく、24時間釣行を敢行しました。3週間ほど前、西湖での釣行では、この夏にもかかわらず、涼しさを満喫できたので、今回も期待したのですが、全く期待外れの苦行に近いものでした。
早朝に家を出て、もう一人のアングラーが到着するまで、気になっていいる新たなフィールドを探索して、2時間ほど竿を出して、その後、今回の野池に来ました。来られるアングラーに一番いいポイントに入って貰おうと、少し早く到着した私は、今年初めてで、これまでも1本しか釣果が無い、しかし、大型を期待したいポイントに竿を出しました。
第1投を投げたのが、午後1時くらいでした。予定より少し遅れるというラインが入ったので、昼食をしながらアングラーを待つことに。丁度2時頃に到着されて、ポイントを紹介して、ゆっくり準備が完了された頃でしょうか。予想外に、私のバイトアラームのDELKIMが鳴り響き、二人とも、もう当たりかとびっくりです。
足場の悪い、山の斜面を降りて、釣り座に到着すると、当たりは止まっています。慌てて来たので、どちらの竿かバイトアラームのランプの入りを忘れてしまい、リールの糸の量から、右の竿かなと、その竿を持つと、手応えがあります。
底に這いつくばって、じっとしてる感じですが、しばらくすると動きだし、そのトルクが竿を伝って来ます。水深があり、しかも食わせたところは岸から遠くないので、魚が底を這うように抵抗して、その後、浮かせて来るという中で、独特の引きを感じさせてくれます。一緒に来てくれているアングラーが、後ろから動画を撮影してくれていますが、それを意識することもなく、竿とリール操作に集中して、ネットイン。
ほとんど竿を出したことのないポイントでの第1投からのヒットに驚きましたが、綺麗なフィールドでの当たりと取り込みは格別のものがあります。
88cmのすらっとした野鯉タイプで、このフィールドでの特徴的な鯉です。幸先良く釣れたので、気持ち的に余裕が出て来ます。
車に戻り、暑さ対策や虫対策で、防虫スプレーや蚊取り線香を焚きながら鯉釣り談義で時間がすぎて行きます。今回のこの場所はアブが多く、その対策に、
紹介してもらったのが、
ネットショップでは「オニヤンマ君」として有名だそうです。アブや蜂の天敵としてオニヤンマがいるそうで、これを吊るくしておくと、それらが寄って来ないそうです。まだ、十分にその効果は確認し切れていませんが。これで防げるのなら、これからの草刈り等にも必需品ですね。早速購入してみましょう。(続く)