晩秋から初冬にかけて、琵琶湖の湖西に釣行しました。地元の三重の松阪からは約150kmで、余呉湖迄とほぼ同じ距離があります。しかし、高速道路が主体で,一般道は通らない関係で,時間は30分程短縮でき、約2時間の走行で到着できます。
ポイントは北小松から石田川の吐き出し迄でした。北小松付近は水深があり,実際に底探りをしてもオモリがなかなか湖底に到着しない感じで,実際に餌を打った水深は20mくらいでした。一方石田川の吐き出し付近は、北小松一帯よりは水深も浅く,4〜5mに餌を打ちました。石田川吐き出し付近は、地元の鯉釣りのアングラーが常に竿を出している感じで,昔からの有名ポインとでもあり,鯉の警戒心も強く、大型は姿を見せず,小型ばかりの釣果に終わりました。また、琵琶湖でも石田川付近は,晩秋から冬にかけては、高島降ろしといわれる霙まじりの天候に見舞われます。今回も写真のような光景ですが,北小松付近では全く違う天気になります。
一方、北小松付近は,大型バスのポイントで,バスマンが常時何人かは竿を振っている状況で,それさえ気にならなかったら,景色もよく水もきれいで,ゆっくり鯉釣りが堪能できると思われます。
さて、今回の釣行では、若い女性のバスアングラーのマルコスさんと少し話しをしましたが,鯉釣り(Carp Fishing)では殆どいないと言っていいと思われる若い女性のアングラーは釣り場では輝いていました。更に女性一人の単独での釣行で、車は軽のワンボックスで車内もきれいに整頓されていて、こんな女性アングラーは鯉釣りでは考えられないと友人二人で暫しの話題になりました。
この北小松のポイントでは,まず、鯉を寄せることを第1に考えて、粉餌をフィーディングしつつボイリーにも慣れさせる目的で,ボイリーも一緒にフィーディングします。餌を打ったのが,午後3時頃で,当たりが出たのは,5時半ごろで,小型の60cmクラスの鯉でした。その後、餌交換をして、次に当たりが出たのは,日付の替わった午前2時でした。
やっと、そこそこのサイズの83cmの鯉でした。
夜明けとともに綺麗な光景を写真にと思いながらシャッターを押しました。このポイントの夜明けは他ではない趣があり,一つの特徴です。
残念ながら、穏やかな天気にも拘らず、当たりはなく昼過ぎに納竿しましたが、24時間の釣行ではなかなか鯉を寄せられないかという思いと、もう一工夫しないといけないという反省を感じます。
もう少しで,結果も出そうな雰囲気なので,再チャレンジしたいと思います。