リーマンの鯉釣り日記

鯉釣りを始めて、もうかれこれ40年、鯉釣りが好きなんですと言える気持ちを持ち続けていたいです。

野尻湖釣行(1)

2023年09月13日 | 野尻湖
 7月の西湖,8月の榛名湖に続き,9月に入って野尻湖に遠征しました.昨年から大型の鯉のフィーバーが伝わってきている野尻湖ですが,家から400km以上の距離があり,二の足を踏んでいたのですが,8月の榛名湖よりはまだ近くでもあり,釣友も一緒なので,不安なく行くことに決定.

 ただし,今の野尻湖は減水で,水位が2m程下がっていて,当然ポイントも移動していると,考えられるので,着いてからは湖を周回しながらのポイント探しの時間が必要です.途中で休憩を2回ほど取り,朝4時前に出発して,着いたのは昼前でした.
 
 何か所かは,ポイントを見て回りますが,どこも減水状態であるため,状況が聞いていたのとは違うなど,自分の目で確かめながらポイントを見て回るしかない状況でした.



 有名なポイントも,写真のように,岸から30mほどが干上がっています.さらにここは,50m程の間に写真のような立て看が5本ほど建てられています.鯉釣り師のマナーが問われていますね.

 遊漁券を自販機で購入して,釣りの準備に入ります.遊漁券は自販機では朝の三時から発売となっていました.これは漁協の自販機ですが.
 まずは腹ごしらえと,近くのレストランで,地元の野菜を使ったピザを美味しくいただき,初日は寄せ餌を打つだけにして,ゆっくり準備です.水位が減ったので,ポイントは全くつかめず,水深と岸からの距離を目安に底探りを行います.ボートを使って,岸からの距離,水深を把握して,水深4~5mを目安に絞ります.この水深だと釣り座から150m近くあり,ベイトボートを使うしか手はありません.釣友が2台ボートを持っているので,それを使わせてもらって,餌を投げるのではなく,置いてくる感じです.
 最初のフィーディングは足漕ぎボートを借りられたので,それに乗って,2㎏ほどの茹でたコーンとタイガーナッツ1㎏です.ボイリーも団子餌も使わずに,思い切った試験的な試みです.釣友はボイリーのフィーディングです.果たしてどう出るか楽しみです.

 宿舎のチェックインは午後3時なので,3時になって荷物を部屋に運んであとはのんびりと宿舎のテーブルで野鯉釣り談議です.

 翌朝は日の出とともに,準備開始です.ベイトボートで150m先のポイントに餌を打ち,宿舎での朝食です.釣り座と宿舎が近く,バイトアラームも届く距離なので,安心です.7時から朝食ですが,少し早めに用意してもらって,オーナーとも楽しく話が進んでいきます.私と同年代のオーナーは,気さくで,同じ時代を生きて来たので,何故か話が盛り上がります.
 オーナーの話では,7時から8時の間に当りがあると,これまでの経験を話してくれていましたが,ちょうど食事中に,なんと私の竿に当りを知らせるバイトアラームの音.釣友も自分の事のように,私と竿に向かって急ぎます,オーナーや彼の奥さんも一緒にやって来ます.
 もうこれはバラす訳にはいきません.しかし,餌が打ってあるのは,釣り座から150m先です.最初の手ごたえはほとんどなく,鮒かも知れないと自分では感じました.しかし寄せて来て微かに魚の手ごたえが伝わって来ても,鯉とは思えない手ごたえに,あきらめムードが漂います.岸から30mくらいまで寄せてきたときに,魚体が確認でき,鯉であることが判明.身内のギャラリーが見守る中,何とかネットイン.88㎝のキレイなファースト野尻湖カープです.


 何とか1本とれたので,肩の荷が下ります.しかも,喰わせはタイガーナッツのダブルで,シンプルな仕掛けです.

1個は外れましたが,残りの1個が写真のように付いています.この野尻湖でもタイガーナッツが通用することもわかり,その効用も再認識できました.日本ではタイガーナッツの入手は難しいのですが,今後はショップも販売していただくと日本のカープアングラーも助かると思います.私は,イギリスから購入していますが,送料もばかにならないので,何とか日本のショップに期待したいものです.これ以外にも,日本のショップでは手に入らないカープフィシングのアイテムはたくさんあり,その意味でも,まだまだイギリスよりは遅れていると言わざるを得ないと思うのは,私だけではないと思います.(続く)


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