リーマンの鯉釣り日記

鯉釣りを始めて、もうかれこれ40年、鯉釣りが好きなんですと言える気持ちを持ち続けていたいです。

教え子と

2019年12月28日 | 学校
 久しぶりに京都に行ってきました。
今回は、教え子と京都で会うという約束を実行しました。特別な教え子でもあるのですが、師走の京都は意外と人も少なく、助かりました。
 特別な教え子というのは、この子は私の教員生活36年間の中で、私と同じ大学の学部学科の進んだだけでなく、私の所属した研究室へ進んだ唯一の教え子だからです。今は、大学院の修士課程で3月には就職して東京へ行くので、京都にいる間に会おうということになりました。
 車で伊勢道から新名神で京都東へ、そこから山科から蹴上を通って三条京阪の駅の駐車場に車を止め、三条大橋から、待ち合わせ場所の四条河原町上るの丸善(BALビルの地下1階2階)へ。
 待ち合わせが12時45分なので、1時間ほど時間があり、ゆっくり本を眺めながら、気になった本を2冊購入。

 本を買うとき、迷ったら買う。作家の立花隆がどこかで書いていたのを読んで以来、これを実行しています。
 左は、有名な数学者による、数学の学び方に関する短い随筆集。今回新しい何人かが追加されています。右は昔からよく知っている上野先生の本で、気になっていたので、今回買ってしまいました。特に最後の方のページにある円周率の無理数性と超越性のきちんとした証明は大学入試でも誘導式の設問で出題されることがある。
 京都の丸善は洋書もたくさんあるので、洋書のコーナーでは、数学の棚のところしか行かないのですが、昔修士論文を書いた時の一番多く参考にした本が第4版に増刷されていて、今でもよく読まれれいるようです。私が読んだ頃は第2版でしたが。
 そん感じで見て回りながら、パラパラめくりながら気になった1冊購入。

わずか120ページほどの本ですが、内容が面白そうだったので。少し高いけどまあいいかって感じです。
 ほどなく、待ち合わせの時間になり、エスカレーターのところで、「久しぶり」。空腹感もあり、地下2階の喫茶店へ。ここでは、有名な「早矢仕ライス」があるので、私は牡蠣の早矢仕ライス、教え子はオムライスの入った早矢仕ライスを注文しました。この早矢仕ライスは丸善の創始者の早矢仕有的の息子四郎が作ったとか。以前、東京の丸の内の丸善でこの早矢仕ライスを食べて、それ以来東京や京都の丸善に行くとこの早矢仕ライスをいつも注文します。名古屋の丸善は新しくなり、どうなったのかは今は知りませんが、仕事の帰りにでも一度行ってみたいと思いっています。
 1時間ほど積もる話をして、丸善を後に寒い京都の河原町を歩きながら、最後に写真を撮って別れます。

 その後一息つくために、何度か行ったことのある「タナカコーヒー」へ。買った本を少し読みながら久しぶりの京都をカバンに詰め込みながら京都を後にしました。


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