リーマンの鯉釣り日記

鯉釣りを始めて、もうかれこれ40年、鯉釣りが好きなんですと言える気持ちを持ち続けていたいです。

6月の地元

2023年06月16日 | 野池
 この1か月は遠征が主で,大型狙いでしたが,なかなかサイズアップは苦しい展開でした.遠征と言っても,1泊か2泊しかできなくて,自分なりにはそれでも十分だと思っています.つまり,ある程度短い時間で釣果を出すことを目指したい気持ちです.
 そんな気持ちが強く,地元では,6時間釣行を基本にしています.そのくらいの時間で喰って来るような釣り方を心掛けています.

 今回は地元の野池です.魚影は濃くなく,しかし景色は抜群で,6時間の釣行で,心癒される景色の中でのひと時は,一つの贅沢とも言えそうです.今回は朝9時から午後3時までの釣行でした.
 昨年と違って,梅雨空が続く毎日で,木々の緑が雨粒に光り,しかし強くはない雨脚に何とかタープを張って,その下でアタリを待つというスタイルです.今回は,軽バンではなく,アウトランダーを使いました.先日,リチウムバッテリーの測定で,容量が69%という数値が出て,新車から8年,16万キロで容量が70%を切った場合には,無償で新品のリチウムバッテリーに交換という保証があったので,それに該当して,新品に変わりました.また,これで,夏のクーラーや冬の暖房もエンジンを掛けずに静かに過ごせる快適さをさらに実感できそうです.

 手始めに,地元の野池からということで,半分ドライブ気分ですが,2本の竿をセットして,ゆっくりコーヒータイムです.この1年ほど,小川珈琲のスペシャルブレンドが定番になっています.ゆっくりコーヒーを入れて,小鳥の声を聴きながら,本を読みながらアタリを待つこの時間が一番至福の時間と言えます.すぐにアタリはないので,時間はたっぷりあります.読んでいる本については,「数学教師の書斎」というブログに書いていますので,興味のある方はそちらをご覧ください.

 ちょうど正午頃に待望の当りです.ウエダーに履き替え,釣り座に着くとまだ糸がまっすぐに出ています.竿を持つと手ごたえが伝わってきますが,大型ではないなという手ごたえです.しかし,よく走るので,竿裁きに注意して,ゆっくり寄せてきます.さすがに大型ではないので,主導権は渡さないという感じで,ウエダーも必要ないくらいで,優しくネットイン.
 何と久しぶりに見るミラーカープです.おそらく昨年釣ったものと同一個体でしょう.ミラーカープの場合,鱗の付き具合が確認できるので,比較できる点として有効です.


78㎝の雄のミラーカープです.ミラーカープも養殖鯉の典型で,その意味で,実際には,野鯉タイプの鯉に比べて,引きも弱く,取り込みに際しても難しさを感じることは少ないのが実際ですが,たまの珍客として,丁寧に扱いリリースして次の大型に期待したいです.
 なかなかアタリも取りにくいフィールドでの一本は自分的には価値のある一本で,この地元の釣行で,いろいろ学ぶところも多く,自分にとっての勉強の場ともいえる場所での価値ある一本でした.


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