読書好きな人ならきっと、子どもの頃に大好きだった本があると思う。
言ってみれば、本のなかの登場人物が心の友だった本。
一人ぼっちのときでも、夜眠れなくても、その子(人)とは想像の中で話ができるのだ。
その子のいる世界にもぐりこめば、現実の世界が忘れられる。
つまんなくても、本の世界に入り込めば、ワクワクと楽しいことができる。
たとえば印象深いのは、ノーベル文学賞を受賞した大江健三郎。
スウェーデンで行った受賞スピーチで、「ニルスの不思議な旅」の世界に子供の頃、親しんだという話をしていた。
脳科学者の茂木健一郎さんは、どうやら『赤毛のアン』らしい。
お姉さんの本棚にあったのを読んで、夢中になったとか。
いろんな人が、子どもの頃、いろんな本に夢中になっている。
そういうのを知りたいなと思う。
「わたしはこんな本が好きで、夢中になって読んだ」という話を聞くと、
すごく共感できる。
きっとどの本も、読んだことがあり、夢中になったことがあるからだと思う。
じゃあ、わたしにとって、この一冊をあげるとしたら、どの本にする?
うーんと考える。とても絞り切れるものじゃない。
でも、それでもというなら、『若草物語』かな。
初めて読んだ本は『スイスのロビンソン』
本の面白さを知った。
それで、長い話だったけれど、2冊目に『若草物語」を読み始めたのだった。
そうだ、そうだ。
それで、物語が大好きになったんだった。
だから、私の一冊はというと『若草物語』にするかな。
ここのところ、毎夜9時から、小曽根真のFacebookピアノライブを聴いている。
(アーカイブがYouTubeにアップされているので、よかったらぜひ。
本当に素敵な演奏です。ときどき猫も登場。)
で、ライブ配信のアシスタントをしているのは、奥様の神野美鈴さん。
その美鈴さんがご自身のFacebookに、そういう子供の頃の心の友を紹介している。
ブックカバーチャレンジで回ってきたので、その一冊目にということです。
抜粋するとこんな内容。
皆さん お元気ですか?
相棒君との我が家からの配信LIVEが24日目を
迎えました。
私はいんちきアシスタント
やってます😆
日本時間夜9時からの1時間ですが
世界中の皆さんと音楽で繋がる幸せを
噛み締めております。
お時間許されたら
ウチに遊びにいらしてくださいね💕
https://www.youtube.com/channel/UC8qMAoagv5AEkYtXGEM_FXQ
そしてそして、、、
山崎一さんより❣️
7日間ブックカバーチャレンジのバトンが
やってきましたぁ!
『7日間ブックカバーチャレンジ』とは
「読書文化の普及に貢献するためのチャレンジで、参加方法は好きな本を1日1冊、7日間投稿する」というもの。
ルールは以下の通り。
①本についての説明はナシで表紙画像だけアップ
②1冊紹介する度1人のFB友達を招待し、このチャレンジへの参加をお願いする。
、、んだそうです
愛読書をお見せするのは
秘密のほくろ?をお見せするようで
(見たくないか、、💦)
はずゅかしい、、のですが、、、
はじめ君の誘いは断れない!という訳で
お付き合いくださいませ。
まずは私が子供心に弟子入りをしようと
決意した方であります。
震災の時に避難所に寄付したのですが
やはりどうしても手元に置きたく、、
全巻大人買いした新しいものになります。
井伏鱒二さんの訳も素晴らしくて。
MY HERO
ドリトル先生シリーズです
大人になってから知ったのですが
ヒューロフティングが第一次世界大戦の時に息子に凄惨な戦場の出来事ではなく
楽しい物語を送りたくて書いた手紙が原型だそうです。
人間の想像力万歳!
この美鈴さんの記事について、夫君の小曽根真さんはこんなふうにコメントしています。
身内の事を話すのは照れ臭いけど、いつも「どうしたらそんな風に人や動物に優しく思うことができるのかなぁ…」という彼女の愛情の深さの理由を少し見せてもらったような感じ……。その分生き辛そうに見える時もあるんだけど……
そうか、「ドリトル先生」か。
わたしも夢中になって読みました。
こういう話を聞くのは楽しい!!