ピーターラビットシリーズは、累計で2億5000万部を超えた
世界的な大ベストセラー。
もともとは、作者ビアトリクス・ポターが
友人の息子に送った絵手紙が原型になっているとか。
優しいお話だけど、
お母さんとピーターラビットの家族にお父さんはいない。
なぜなら、お父さんは農場のマクレガーさんにつかまって、
ウサギのパイにされ、食べられてしまったから‥。
そこのところに、ちょっと衝撃を受けた記憶がある。
実写化されたこの映画。
設定は現代。
お母さんはすでに亡くなっており、
ピーターラビットは兄弟や仲間と、
木の根っこの洞の家に暮らしている。
マクレガーさんの畑は、相変わらず垂涎の的。
美味しい野菜がいっぱいあるもの。
映画はビアトリス・ポターの話よりずっと過激。
★本になじんだ人は、いやちょっと。
★ピーターラビットがトマトを投げつけるシーンが気に入った人は、
湖水地方の美しい自然の風景もしっかり見られるし、
映画のウサギは可愛いし、
いいじゃない!
評価ははっきり二手に別れると思うけど、
映画は映画で楽しめる。
キャラメルポップコーンがあると、なおいい。
ただ、最初のところで登場するマクレガーさんが、
あんなに嫌な男に描かれているのが
ちょっとね、と思ったり。