御殿山(品川)にある「原美術館」に行ってきた。
原美術館のことは、10年以上も前から気になっていた。
だけど、メジャーな企画展をやるわけでもなく
現代美術に指向性のあるアート好きが集まる私立美術館と
勝手にジャンル決めして
なかなか行くチャンスがなかった。
品川駅から15分くらい歩くし。
もともとは館長の原俊夫氏の祖父、実業家・原邦造の私邸で、
上野にある東京国立博物館本館を設計した有名な建築家の設計によるそうだ。
美術館の建物そのものがなかなか雰囲気があって、独特。
東京マリオットホテル、2000坪ある御殿山庭園、ミャンマー大使館
そして三菱グループの迎賓館にあたる「開東閣」などに囲まれ、
うっとりとした空間と時間を過ごせる。
展示を見た後は、カフェダールでゆっくり庭を眺めながら
物思いにふけるのもいいなー。
この日は女3人、わいわいおしゃべりだったけど。
ちなみに食事も美味しい。
いまは「現代美術に魅せられて~原俊夫による原美術館コレクション展」
が行われている。
いろんなアーティストの作品がみられてなかなか楽しい。
荒木経惟の写真が通路に数点、展示されていたけど
「あれ、これはもしかして…」
というような写真に出くわしたり、
さまざまな試みの、アートへのアプローチが斬新で
アートはふつふつたぎる情熱なんだなと
ひとり納得、したりした。
素敵な美術館だし、チケットには飲み物サービス券がついてるので
いつもと違う時間と空間にひたりたかったら、おすすめです。