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サラ☆の物語な毎日とハル文庫

加賀ゆびぬき!

加賀ゆびぬきというのは、石川県金沢市に古くから伝わる手工芸の品。昔、加賀友禅のお針子さんたちが、余り糸を使って仕事用にゆびぬきを作っていたのが始まりで、いまに伝わっている。

その幾何学模様が美しい。何百色もある糸から数色を選んで、かがっていくと、ほら、こんな模様ができあがる。
このゆびぬきのテーマは「赤い薔薇」。
緑の糸がバラの茎と葉っぱを表現している。
素敵でしょう?
図案は何百種類もあるそうだが、このゆびぬきは、作り手オリジナルのデザイン。
 
もらったのだ。
こういうものを手づくりしている人もとても素敵だし、もらう自分もまんざらではないと思ったり。
モノというのは、そう思わせてくれるパワーがある。
手づくりのモノには、それをつくるのに要した時間と、優しい気持ちがギュっと固定されている。
優れた「モノ」には、美しさや気品、深みがある。

そんなわけで、毎日このゆびぬきを手にとっては嬉しがっているのだ。
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