前の晩は遅くまで遊び、そしてそれから飲んでいたので目覚めは頭ガンガンでした。
しかし頭痛薬でごまかし、しっかり朝ごはんも食べ、目指すは総統府。
ホテルから徒歩で行ける距離です。
霧雨降る中歩いていると、国軍歴史文物館の前を通りました。
せっかくだから中を見てみようと入ってみたのですが、たいそうがっかりしました。
がっつり中国目線。
南京大虐殺を前面に立てているところが逆に笑けました。
そして本命の総統府。
入るのにパスポートの提示が必要です。
ボランティアガイドの方が歴史を説明しながら中を案内してくれます。
日本人もよくしらない日本と台湾の歴史。
ガイドの陳さんのお話は、わたしが一番聞きたかった事でした。
当事者から語られる話こそ、本当に聞きたかったのです。
日本が支配ではなくどれだけ台湾に貢献したか。
その日本が今どれだけ卑怯者に成り下がっているか。
統治時代の日本人の偉業を台湾の方から実際に聞くにつれ、情けない気持ちでいっぱいになりました。
日本の英霊にも台湾の気持ちにも感謝の心を示さない日本の首相に、心底腹が立ちました。
J氏、首相に代わって陳さんにお礼を述べていました。
ここはどこの観光地よりも行った価値がありました。
陳さん、ありがとうございました。
次に向かったのは油化街。
目的はカラスミです。
ガイドブックに載っていた、信頼のおけそうなカラスミ屋さんでたくさん購入。
どこでも試食させてくれなかったカラスミを、そのお店だけは食べさせてくれました。
ねっとり濃厚、んまんまでした。
そして按摩の看板が目に入り、試してみることにしました。
看板の20分200元(520円ぐらい)のコースを注文。
おじいさん、少々ソフトタッチでしたが気持ちよかったッス。
ここではお茶だの何だのを大量購入。
気付くともうだいぶんお昼を過ぎていたので、タクシーで下調べしていた小龍包のお店に行きました。
んが、ランチタイムを過ぎていて入店できず。
そこからあてもなく歩くも、どこも開いていない・・・
結局15時ごろまでさまよい歩き、三越のフードコートでランチをとったのでした。
この濃厚そうなもの、鳥の足なんですの。
一口はとりあえず食べましたが、やはりそれ以上は食べれず。
荷物も多いことだし、そこからタクシーに乗っていったんホテルへ。
タクシーもめっちゃ安いので安心。
500円あったら、けっこう遠くまで行けちゃいます。
ホテルでは次に出かけるまでの時間を利用して、70分のフェイシャルエステをしてみました。
気持ちよすぎて熟睡してしまった。
そしてお肌つるんつるん。
まだまだ動きます。
19時ごろにホテルを出て、また夜市へ。
ホテル近くの西門市場を物色してから、再び士林へ。
台湾のスクーター人口はものすごいです。
信号待ちでは、バイクが車の前に数十台並びます。
そして排気ガスもものすごいです。
地下鉄を乗り継ぎ、昨日見きれなかった士林に再び到着。
ビールはちょい薄め。
牡蠣のオムレツ。
絶対に食べようと心に決めていたメニューですが、絡みつく片栗粉が卵よりも多く、非常に食べにくい。
半分も食べれなかった。
残念無念。
ここの夜市は四方八方に伸びていて、かなり楽しめます。
この時間はまだ混雑のピークだったので、またまたマッサージで時間をつぶすことにしました。
前日の足裏マッサージとは全く違う、ここのおじいちゃんのマッサージ。
最初から最後まで痛さでギャーギャー叫んでいました。
でも、そんなに痛がっていのはわたしだけだった。
な、なんで!?
そして夜市に戻り、散策。
これぞディープ台湾。
汚く、活気ある街。
お買い物はあまりしませんでしたが、この雰囲気を味わえて満足。
この胡椒餅も味わえて満足でした。
さすがに1日歩きっぱなしだったので、帰りは士林からタクシーでホテルに帰りました。
20分ほどの道のりも、アホみたいな安さだったので笑けました。
ホテルに着いたのは12時すぎだったかな。
コンビニでお酒を買って帰り、部屋飲み。
荷物をかたづけつつ、ちびちび。
檳榔。
かみかみ、ぺっ!とする、噛みタバコの様なものらしい。
道が汚れるので、道路でペッとするのは禁止されているみたい。
石灰をまぜて葉っぱでくるんでいるらしく、葉っぱごとクチャクチャするんだって。
その行為をすることに抵抗があるわたし。
とても試してみる気にはなりませんでした。