明日の私へ

日頃の生活の中で、徒然感じた事を綴っていきます。

電卓のすすめ12 ルートの出番、亀きちワンダーランド

2023年10月14日 | 電卓

 

電卓のすすめ11 からの続きです。

亀きちのプール

妻が亀きちを保護してきたとき

亀きちのお家「亀きちワンダーランド」を作りました。

セメントを練り上げる「とろ舟」を亀きちのプールにしてスロープを付けるそうです。

妻が私に聞きます

「高さ195mmにプールから400mm離れたスロープを作るにはスロープの長さはどのくらい?」

ルートが付いた電卓の出番です

シャープの電卓で定数計算を使って

195[×][M+]400[×][M+][RM][√]

で 445mm です。

(カシオで195[×][×][M+]400[×][×][M+][MR][√]

(スロープでくつろぐ亀きち)

売上高平均伸び率

経営分析にもルートが使えます。

4年間で売上高が54,321千円から54,647千円になったら

その平均伸び率は4乗根となるので

54,647[÷]54,321[=][√][√]

表示[1.0014969758]

0.15%の伸び率になります。

検算(シャープの場合)

[×][=][=][=][×]54,321

表示[54646.9999971] 

≓ 54,647 です。

電卓で

2乗根は[√]

4乗根は[√][√]

8乗根は[√][√][√]

16乗根は[√][√][√][√]

という操作になります。

 

電卓のすすめ13 に続きます。

 

続編、文具の木の実もご覧ください。

【実務や試験に役立つ】電卓の使い方


大容量で使いやすい!おすすめのペンケース

2023年10月13日 | 文房具
ニッケン文具のPoplette

今年はシャープペンシルに凝った年でした。

1月に行きつけの文具屋さんで万年筆を直していただいたお礼として

ロットリング500を買ったのが始まりです。

久しぶりに使ったシャープペンが使いやすく、

あっという間にシャープペンシルが増えてしまいました。

大容量のペンケースが欲しくなり3月に買ったのが

ニッケン文具の「たてよこペンケース」Poplette。

1,100円少々で購入しました。

表と裏(※1)の両面にファスナーを付けた2ボックス構造で

表側は立ててつかえばペン立て代わり

裏側は寝かせて使えるようになっています。

ブログを書くために中身を出してみたのですが

・シャープペン 12本

・シャープペン替え芯 4組

・シャープペン換え消しゴム 1組

・万年筆 1本

・水性ペン 2本

・多機能ペン 1本

・スティックのり 1本

・定規 1枚

・クリックイレイザー 1本

・ペン型カッター

・付箋紙 3組

が入っていました。

それでもまだまた余裕があります。

表側のボックスには仕切りとしてクリアーファイルをペンケースの大きさに切って差し込みました。

この仕切りに消しゴム(ぺんてるのクリックイレイザー)を挟みすぐに取り出せるようにしております。

事務所に行けば事務所の机に立てておき、自宅ではパソコン机に立てて使っています。

大容量で使いやすくリーズナブルなペンケースです。

化粧ポーチとしても使われているようですが、今年購入して良かった文具のベスト5ですね。

※1 たぶんPopletteと書かれている側が表かと。。。

 


ATOK2017を使い続けて

2023年10月12日 | ソフトウェア

ATOK2017を使っています

分かっています。今は2023年です。
2017年にATOKを購入してから、さほど文句もないので使い続けています。

昔話

私がパソコンを使い始めたのが昭和58年。
まもなく日本でもMS-DOSが登場する時代です。
パソコンの性能も今のように高性能ではありませんでしたので、当時の開発者の皆様は日本語の取扱に苦慮していたのでしょう。
パソコンに漢字ROMを搭載しFEP(Front End Processor)という名称で仮名変換を実現していました。
この仕組みのおかげで別のソフトを使っているときにでも仮名変換が可能でした。
この当時のFEPは特徴があって面白かったです。
パソコンの性能が低いのでおバカ変換当たり前。少しでも日本語になっていると「すごーい!」などと思ったものです。
ATOK、松茸、VJE、WXP、EGBridgeなど有名なFEPが勢揃いしており、少ないリソースの中でこれらのソフトを開発された方々は凄いなと思います。
当時はワープロソフト一太郎で使われているATOKが全盛でした。
私はナンバーワンに対するアンチ派でしたので、VJEやWXP等を愛用していました。
当時使っていたEPSON PC-286NoteFにはROMでEGBridgeが入っており、変換効率はイマイチでしたが脅威の500文字一括変換ができる上、軽くて使いやすかったと思います。
時は流れWindowsの時代に突入すると仮名変換システムはIME(Input Method Editor)という名前に変わりました。
私の記憶ではWindows95に搭載されていたIMEはエーアイソフトのWXシリーズがもとになっていたと思います。
DOSでWXⅡを使っていたので使いにくさはありませんでした。
それでもWindows用にエーアイソフトが開発したWXGを購入して使っていました。
エーアイソフトシンパだったのかもしれません。
その後Windowsも進化を続け、Vistaの頃にIMEが突然おバカになります。
中国に開発が移行したという噂が流れ始めました。
あまりのおバカさにIMEをATOKに換えたのがこの頃です。
最後にATOK2017を購入し現在に至ります。

ATOK2017

ATOK2017はジーニアス英和辞典、ジーニアス和英辞典、岩波国語辞典、明鏡ことわざ成句辞典、大修館四字熟語辞典、乗換案内駅名電子辞典などの外部辞書を使うことができます。


特筆すべきはatok_xls_data.xlsというエクセルデータをドキュメントフォルダーに入れておくと漢字変換することができます。
エクセルで検索に使用するキーワード・確定したい単語やフレーズ・参考情報の3項目を登録・編集できますのでメモ代わりにも使えます。

これが便利なのです


事務所のパソコンには仕事でお会いする方々のお名前を入れておりますので、名前の打ち間違えを排除できるだけではなく、何年頃にどなたがどこにいらっしゃたのかすぐにわかります。


この機能があるため他のIMEに換えられません。
ATOK2023は凄く良いという話を聞いたけれど、多分私は2017をこれからも使い続けると思います。
不思議なのはChatGPTに代表される生成AIです。
何故、これだけ誤字無く日本語で回答できるのでしょうか。
AIに負けないよう、誤字を無くしていきたいと思う今日この頃です。


A6方眼ノートとオレンズネロ0.3

2023年10月11日 | 文房具

職場ではA6方眼ノートを使っています。

(EndMarkのA6牛革手帳カバーに)

 

(ミドリのMDノートA6方眼を入れて使っています)

 

出勤して朝礼を終えると

タスク管理ツールtodoistに記入してある今日のタスクを見ながら

ノートに時間軸を入れ大雑把な予定を書き込みます。

予定の右脇は実際に行ったことをメモしておきます。

このときtodoistはGoogleカレンダーと双方向同期ができるので重宝します。

A6ノートは前から使っていましたが 

中公 竹義著「100円ノート『超』メモ術 」を読んでからは

インデックスを付けるようにしています。

ノートを書いたら、最終ページに書いたインデックスに合わせて

左端のページを塗りつぶします。

これだけで、後から探したいページに楽に目を通せるようになります。

私の場合はインデックスというよりも

タグ付けといったほうが正しいかもしれません。

1ページに関連した項目があれば、いくつもの左端マークをつけています。

何事も3歩あるくと忘れてしまいますのでtodoistとノートは欠かせません。

筆記具も万年筆、ボールペン、水性ペン、シャープペンなどいつの間に増えてきましたが、

A6方眼ノートを使っているからでしょうか?

いつも手に取るのはオレンズネロの0.3mmです。

シャープペンシルの間違えたら消せるという魅力がそうさせるのでしょう。

消せるボールペンもありますが、あの書き味が私には合いませんでした。

オレンズネロは先端パイプがスライドして芯を保護する「オレンズシステム」を搭載しています。

このため、筆圧が高い私が0.3mmで書いても絶対に折れません。

5ミリ幅のA6方眼に0.3mmの太さがフィットします。

さらにオレンズネロには自動芯出し機構があるためノックする手間がいりません。

人によってはオレンズネロのガイドパイプが紙に接触することで、

文字がかすれてしまう、書き心地が嫌いだという方もいらっしゃいますが、

私の場合はほとんど気になりません

物忘れの多い私にとって、A6方眼ノートとオレンズネロ0.3mmのコンビネーションが最良のツールとなっています。


電卓のすすめ11 1+1=2 にならない電卓

2023年10月10日 | 電卓

電卓のすすめ10 からの続きです。

世の中には

1+1=と打って 2 にならない電卓があります。

そして、それらの電卓には根強いファンがおります。

加算機

(加算機:シャープ COMPET CS-2130L)

その一つは加算機です。

大きな[+=]キーと[-=]キーが目を引く、加算に特化した電卓です。

1+2+3 -4 を計算するには

1[+]2[+]3[+]4[-]

と打ちます。

1に2を足して3を足して4を引くといったイメージです。

メリットは

521+521+521+123+123

を計算する場合

521[+][+][+]123[+][+]

のように演算キーだけで操作できます。

また、

1+2+4を間違えて1+2+3と打った場合

1[+]2[+]3[+] (あ、間違えた)

[-](今の3を引いちゃえ)

4[+](4を加えよう)

といったように大きな[-]キーを直後に打てば訂正できます。

加算機は速算に適した電卓です。

加算機に慣れている方は普通の電卓が使いにくいようですが、

生産中止になった機種が多く、小さめの加算機は全滅している状態です。

RPN(逆ポーランド記法)電卓

(RPN電卓:HP12C)

RPNも人気がある電卓です。

( ) を使った計算が楽にできるのが特徴です。

RPN電卓はHP(ヒューレッドパッカード)製が主流で[=]キーの代わりに[ENTER]キーを使います。

加算機と同様

1+2+3-4 は

日本語のように

「1に2を足して3を足して4を引く」

1[ENTER]2[+]3[+]4[-]

と打ちます。

損益分岐点=固定費÷(1-変動費÷売上)を例に出すと

売上1000 変動費400 固定費300
のときの操作は

300[ENTER]1[ENTER]400[ENTER]1000[÷][-][÷]

300に1から400を1000で割って(1から)引いて(300を)割る

といった操作方法になります。

この電卓も慣れると普通の電卓が使いにくくなります。

アニメ「ロケットガール」で逆ポーランド記法(RPN)電卓が登場したときに

二度と普通の電卓を使えない体にしてやる!」という台詞は有名です。

 

電卓のすすめ12 に続きます。

 

続編、文具の木の実もご覧ください。

【実務や試験に役立つ】電卓の使い方