シャープペンシルの芯を購入するためいつもの文房具屋さんへ足を運びました。
ここに行くと必ずレジそばのショウケースに目を通します。
ここでは8,800円の「ロットリング800」が3,300円で売られていたこともあり、お宝探しが楽しいのです。
すると見慣れないシャープペンを見つけました。
2023年10月31日に発売されたばかりのTOMBO「モノグラフファイン」。
試し書きができるので何気なくペンを握ると不思議な感触。
金属グリップなのに柔らかなのです。
美しいフォルムとペンを握った感じから、2,000円か3,000円くらいのシャープペンかと価格をみると税抜き1,100円!?
TOMBO、さすがです。財布のひもが緩む価格設定です。
TOMBOのシャープペンはZOOMシリーズもあり、嫌いではありません。
早速購入し、いろいろ調べながら使ってみました。
モノグラフファイン
1,100円(税抜)
全長148.4mm
最大幅13.3mm
重さ21.9g
オレンズネロが17gですから、重い部類に入ると思います。
0.5mmと0.3mmがラインナップされており、カラーはシルバーとブラックの2色。
私はブラックを購入いたしました。
まず、購入の決め手となったのがグリップの感触。
グリップにはソフトフィール塗装が施されており、その名の通り柔らかな感触で滑りにくく手になじみやすいです。
さらに、指が触れる部分もわずかにくぼんでおり、ホールドしやすくなっています。
また、使っているといつの間にか"ベタベタ"に加水分解してしまう品物もありますが、この塗装は加水分解しにくいようですので安心して使えそうです。
普通のシャープペンシルはグリップと口金が別になっており緩んでがたつく場合もありますが、モノグラフファインは金属製のグリップと口金が一体式で剛性感を高め、がたつきをなくしています。
このグリップから口がね部分が美しく、書き込みするときの見通しの良さはバツグンです。
重く感じるシャープペンですので、全体が金属軸かと思っていましたがグリップの上の部分はプラスチックになっているようです。このためか低重心で書きやすくなっています。
(ペン先と上部を分けて量ると同じ重さでした)
シャープペンシルの心臓部であるチャックも金属製になっております。
短めのクリップのデザインは賛否両論ありそうですが、背広やワイシャツの胸ポケットにもするりと入ります。
ノートにも挟んでみましたがノートにしわを寄せることなく収まります。
消しゴムの代名詞とも言えるMONOが名前に入ったシャープペンシルですから、繰り出し式の消しゴムも使いやすくなっています。ノック部分が控えめなMONOデザインになっていて、思わず微笑んでしまいます。
シャープペンシルに付いている消しゴムをガンガン使えるのは、やはり便利です。
消しゴムをロックするための機構が入っていますので、文字を消すときにノックされてしまうことを防止しています。
このため、逆さまにしてノックすることはできません。
このロック機構がデメリットにもなっています。
モノグラフシリーズですので、ペンを振れば芯が出てくる構造だと思っていました。
実際、ペンを振るとカシャカシャと中の重りが上下しているのが分かります。
しかし、いくら振っても芯が出てきません。
不良品かと思いましたが、このカシャカシャ音は消しゴムをロックするための仕組みでした。
まとめ
Good😄
1.グリップの触り心地
2.使いやすい繰り出し式消しゴム
3.挟みやすいクリップ
Bad😟
ペンを振ったときのカシャカシャ音。
せっかく音がするのだから振っただけで芯が出てくるフレノック機構を搭載して欲しかった。