今回の台湾の滞在で、台湾の箏について研究してきました。
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台湾の箏は、絃が全部で21本のタイプの1種類です。絃は金属でできているので、音色はピアノの音色に似ているように感じます。調絃は曲ごとにする必要がありません。調弦の仕方はピアノに非常に似ているように思われます。そして、鼈甲の爪で演奏をします。
日本の箏は、絃が13絃、17絃、20絃の3種類です。絃は現在ナイロンで、昔は絹で作られていたそうです。調絃は曲ごとする必要があります。そして、象牙の爪で演奏します。
台湾の箏と日本の箏を比較してみます。
台湾の箏のメリットは、調絃を曲ごとにしなくてもいいので、曲ごとに調絃された箏を用意する必要がないということです。つまりピアノのような感覚で演奏ができるということです。また日本の箏よりも長さが短いので、持ち運びは日本の箏よりは容易いのです。
デメリットとしては、すべての曲を21絃で表現しなくてはならないため、表現力に制限があるのです。
日本の箏の場合は曲ごとに調絃をする必要があるのですが、3タイプの箏をそれぞれ高音・中音・低音と担当できるようにバランスよく調絃できるので、台湾の箏に比べて表現力は格段にあるということです。
ただ、どちらの箏も音色は美しく、気持ちが穏やかになります。
それぞれの箏の研究は非常に有意義な時間でした。
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台湾の箏は、絃が全部で21本のタイプの1種類です。絃は金属でできているので、音色はピアノの音色に似ているように感じます。調絃は曲ごとにする必要がありません。調弦の仕方はピアノに非常に似ているように思われます。そして、鼈甲の爪で演奏をします。
日本の箏は、絃が13絃、17絃、20絃の3種類です。絃は現在ナイロンで、昔は絹で作られていたそうです。調絃は曲ごとする必要があります。そして、象牙の爪で演奏します。
台湾の箏と日本の箏を比較してみます。
台湾の箏のメリットは、調絃を曲ごとにしなくてもいいので、曲ごとに調絃された箏を用意する必要がないということです。つまりピアノのような感覚で演奏ができるということです。また日本の箏よりも長さが短いので、持ち運びは日本の箏よりは容易いのです。
デメリットとしては、すべての曲を21絃で表現しなくてはならないため、表現力に制限があるのです。
日本の箏の場合は曲ごとに調絃をする必要があるのですが、3タイプの箏をそれぞれ高音・中音・低音と担当できるようにバランスよく調絃できるので、台湾の箏に比べて表現力は格段にあるということです。
ただ、どちらの箏も音色は美しく、気持ちが穏やかになります。
それぞれの箏の研究は非常に有意義な時間でした。
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