テノール歌手 有坂まさよしです。
アリサカスクールを東京都目黒区と新潟県上越市で経営しています。
イタリア古典声楽作品はロマン派のイタリア声楽作品のように演奏すると、その色褪せぬ美しさを感じることができます。
音楽は体心技だと思います…。
ヴェルディ以降、テノールの中音域の美しさが強調されたように感じます…。
ヴェルディは、ある人物に宛てた手紙に「自分が大反響を愛して、歌手たちを悪くしてしまった張本人ではないか」と書いていたそうです。進化の歪みですね。
ベッリーニの歌曲は、イタリア声楽の中心が言葉であることを示しています。
ヴェルディの声楽作品は、イタリア声楽において最も重きを置くことは何かを教えてくれます。
テノールの歌声の美しさは本来中音域にあると感じています…。
音楽は常に自己を律してくれる学問であり、芸術です。
イタリア声楽作品のイタリア語の正確な意味や発音などの様々なことは、その音楽と真剣に向き合えば自然と音楽が教えてくれると最近、つくづく思います。
カストラート…イタリア人の音楽の美に対する壮絶さを感じます。