移動ド…5

下記ようにピアノで音階を弾きます。
「レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ♭・ド♯・レ(和声短音階)：d moll」
「ミ・ファ♯・ソ・ラ・シ・ド・レ♯・ミ(和声短音階)：e moll」
「ソ♯・ラ♯・シ・ド♯・レ♯・ミ・ファ♯♯・ソ(和声短音階)：gis moll」

全てが下記のように聴こえます。
「ド・レ・ミ♭・ファ・ソ・ラ♭・シ♮・ド(和声短音階)：c moll」

つまり、2つ目の相対音感は短調の聴こえ方に特徴があります。本来、長調と短調はセットで成立しているので、基本的にすべての調性がハ長調とイ短調で聴こえるのが自然です。
しかし、最も得意とする音感はその人に適したものを鍛錬することが最適であり、幅広く知ることも重要です。また、有能な音楽指導者になるためにも、相対音感、さらには絶対音感について詳細を知っておくことが重要だと感じます。


アリサカスクール 目黒・上越（声楽・ピアノ・イタリア語・英語の教室）