中小企業診断士・人気プロ研修講師・コンサルタント・人気プロコン塾売れプロ塾長あお先生こと青木公司の元気が出るブログ

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失敗するリーダーのマイナス特性

2012-02-07 18:14:20 | 組織人事戦略に役立つ情報
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こんばんは!中小企業診断士のあお先生こと青木公司です。

本日2つ目のブログです。

年間158日、研修講師などで講師登壇し、年間40社以上のビジネスアドバイザーを努め、大手企業の人事コンサル、中小企業の顧問コンサルなどを行なう青木公司ですが、これらの経験、前職の経験などを通し、研修、コンサルのときにお伝えしている中にこれもあります。

「失敗するリーダーのマイナスの特性」です。

これはものすごく多くあるのですが、代表的なものをあげます。

1. 全体観がなく、枝葉のみに目が行き、さらにその枝葉に自分がこだわってしまう。

  自分の思い込みによるこだわり、枝葉末節部分の拡大的な思考で木を見て森を見れないタイプです。

  全体観のないリーダーは部下、後輩からみて頼りがないだけでなく、方向性決定で大きな誤りをします。

  チーム全体のアウトプットを大きくできません。

  全体観を考えて、行動する。上にたつものの条件です。

  まして、全体観で考えれば成果をあげている部下・後輩の枝葉末節のマイナス面を徹底的に攻撃し、全体をほめてあげられないようでは・・・・・・・・・。

2. 自らのビジョンがない、方向性を提示できない

 「会社がこういっているからこれをやれ」「上司がいっているからこれをやるんだ」「過去はこうやっていたからこうやるんだ」「俺も昔、そう教わった。だからやれ」それで部下、後輩を動かそうとしても全く持って、論理的にも理解できなければ、気持ちの意味でもやろうという気にもなりません。

 リーダーとして「自分としてはこういう状況も踏まえ、ぜひこうしていきたい。そうすればメリットもあるし、みんなのためにもなるし、自分自身もうれしい。だから一緒にがんばろう」そういうところが必要です。

 だからこそ、人は動くのです。

3. 自分の肩書きをぶつけて部下・後輩を従わせようとする。

 「俺は部長だぞ!いうことを聞け」「俺が課長権限で決定したことに従え」

  肩書きをベースに部下・後輩を従わせようという行為は、完全に部下・後輩の信頼を遠ざけます。

  内容に納得できないので、本気で従えないし、気持ちの意味で、そういう「権威」で人を押さえつけたというマイナスに感情、ケースによっては憎しみが残ります。

  将来、部下・後輩が上の立場に立ったとき、勝ち誇ったように「役員権限で君を解雇する。君も前に同じ事をやってくれたよね。その仕返しだよ」といわれかねません(笑)

  肩書きではなく、部下や後輩の理論や気持ちをすべてうけとめ、理解した上で、「自分の方針、戦略の正しさ」の説明することと、納得を得て、ゆずるところはゆずるべきでしょう。

4. 変化に対応できない。

  過去とはすべてが変化しています。経済環境、人、そして自分も変化しています。

  変化に合わせての対応ができない。

  「昔から、こうだったからこうやれ」

  「自分もこう教わったからこうやれ」

   これを連呼するようではリーダーにはなれません。

   誰よりも変化に対応し、最高の対応が出来る。

   それがリーダーなのです。

5. そもそもリーダーとしての力、度量が全くない

  実績も実力も、そして度量の意味で全く才能がない(笑)。

  それではリーダーは無理です。

1-5.しかし、意識すれば乗り越えられることばかりです。

地雷を踏んで、リーダーたる資格を失わないように注意していきましょう。

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