皆さん、こんにちは。
プロ研修講師・プロコンサルタント・中小企業診断士の青木公司です。
本日2つ目のブログは休日にふさわしく、ゆるわだで、「君は真の笑いの神を見たか!奇跡のドラマ!市原隼人主演の「おいしい給食」のおすすめ」についてです。
皆さんは、今、東京MXで毎週月曜日20:00から放送している、市原隼人主演の「おいしい給食」を見たことはありますか?
いや、ほとんどの人がみたことはありますまい。
悪いことはいいません。「ぜひ、見てください!」
ストーリーは1984年。
ある中学校で働くコワモテのイケメン教師、「甘利田幸男(市原隼人 演)」。
どこか冷めていて、びしっとこわもてで、生徒を制圧する甘利田幸男。
仕事もたんたんとこなす彼だが、中学校で仕事をする真の理由がある。
それは「給食を心から愛している」ことだ。
彼にとって、給食は「究極の幸せの時」であり「飾らない美学」でもある。
彼にとって、日々の給食は「栄養を取る時間」でもなく「生徒との交流を楽しむ」ためでもない。
給食を、おのれの美学を追求した食べ方で、徹底的に味わい尽くすのだ。
彼は「給食絶対主義者」であり、給食への絶対的な究極の愛を持ち、それゆえ、給食を冒涜するものを絶対に許さない。
しかし、彼は「給食を愛していること」「給食を何よりも楽しみにしていること」をだれにも話せない。なぜなら、生徒に対する彼の威厳が失われるから。
大人が給食を人生最高の楽しみにしていることなど決して知られてはいけないのだ。
そんな彼が苦手とする生徒がいる。
「神野ゴウ(佐藤大志 演)」。
その生徒は「給食の達人」である教師、甘利田を超える「給食の神」であり、甘利田を超える究極の給食の食べ方を開発し、甘利田を打ちのめすのだ。
二人以外は誰も気が付かない、水面下での、究極の給食での食べ方バトルは、激しさをまし・・・・・・。
のようなどうでもよい給食バトルである(笑)。
ヒロインに武田玲奈、給食のおばさんにいとうまい子など、わきをかためる俳優陣もナイス。
とにかく、このどうでもよい給食バトルが面白いのである。
世代を問わず、多くの人が子供のころに経験した給食。
第一話 クジラの竜田揚げ
第二話 ミルメーク
第三話 ソフト麺(とミートソース)
第四話 八宝菜
そのテーマも懐かしい。
どの回も、「あったなあ」というノスタルジックな味わいと、感心するまでの給食の食べ方のこだわり、そして、給食を心から愛しているという様子に思わず、笑いがこぼれる。
そして、ばかばかしい給食バトルに、崇高さまで感じてしまうのだ(ほんとか)。
とにかくNO1の食ドラマである。
ぜひ、見てほしい。
こういうどうでもいいものを最高のものに仕立てる素晴らしさ。
秀逸である。
市原隼人。あなどれない。