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業況が悪化した上場企業の社長に就任した新社長がまず最初に何をしたのか!

2019-12-03 13:54:02 | 組織人事戦略に役立つ情報

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皆さん、おはようございます。

プロ研修講師・プロコンサルタント・中小企業診断士の青木公司です。

先日、銀座で、上場企業の代表取締役社長の講演を聞きました。

本当は社名や社長のお名前も出したいのですが、あまり、表に出したくないということで、名前は差し控えます。

社長は元々、この会社の出身ではなく、別のIT会社が合併されることを繰り返すうちに、この会社に入っていたそうです。

また元々、会社の一族でもなく、社長を目指したこともない、単なるパソコンおたくの少年が、いつのまにか社長になっていたという異色のキャリアとおっしゃっていました。

今は無借金経営で、圧倒的な自己資本比率を誇るその会社ですが、一時期は赤字続きで、不採算部門のリストラと、つぶれそうな企業の合併を切り返した状況で、そこで社長はその会社の社長に就任したそうです。

そこで、社長就任後、最初にしたことが、「自分自身の報酬を50%カットすること」だったそうです。

その後の不採算部門の売却などの大ナタを振るう前に、まず、自分の覚悟を示したそうです。

 

やとわれの社長で、就任して真っ先に自分の報酬を50%カット!

なかなかできることではありません。

その覚悟が、会社に伝わり、その後、再成長と圧倒的な自己資本比率の筋肉質の会社に生まれ変わらせたのでしょう。

 

「結局、人が一番重要!」

そう断言する社長の言葉は真に迫っていました。

 

覚悟が、言葉に重みを感じさせるのですよね。

 

 

 

 

 

 

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