皆さん、こんばんは！
プロ研修講師・プロコンサルタント・中小企業診断士のあお先生こと青木公司です。
企業内診断士の後輩から、よく悩みを相談受けることがあります。
よくあるのが、ざっくり言えば
１. 今の仕事、仕事場に対する疑問。
２. 将来、なりたい自分とどうしたらそこに近づけるのか。
３. 中小企業診断士資格を活かせないことに対する苦しみ。
４. （本人は気づいていないかもしれませんが）１－３を思うようにできない自分に対するやるせなさ、あせり。
という感じだと思います。
大体、十分すぎるほど、がんばっているし、能力もあるのですけどね。
基本的には
「今やっている、汗をかくドサな仕事をたくさん経験すること。それが将来必ずいきるから信じてやること」
「なりたい自分に対する像を明確にしたら、あせらず、着実にそこに対していきてくる今を真剣に行なうこと」
「中小企業診断士資格の王道の活かし方は明確で、それをやればいいということ（やらなきゃそりゃだめ）」
「あせる必要はなく、今の自分に自信を持ち(診断士を取れる人はそうはいません）、かつ謙虚に着実に目標に対して取り組むこと」
が大切だということを伝えました。
実はもう一つあります。
それは「中小企業診断士」のパワー、オーラ、それに対する自信を控えめに使うことです。
企業内診断士の場合、会社で仕事する場合は、社員の他の大多数は中小企業診断士ではありませんよね。また、中小企業診断士として、そのノウハウのすべてを全開で使える仕事はまれです。
企業で働く場合は他者との関係性、コミュニケーションが大切です。
他の人が持っていない中小企業診断士の力を常に出していたら、他の人は不安になったり不快になったり、攻撃してきたりします。
論理的に、相手の理解度が低い経営学をダイレクトにぶつけて、ねじふせようとすれば、理解もできないし、気持ちも納得しません。
企業内で成功するためには、その力をここぞというときだけ発揮し、普段は控えめに使うことも大切なのです。
能ある鷹はつめを隠しますからね。
がんばって。
