皆さん、こんにちは。
プロ研修講師・プロコンサルタント・中小企業診断士の青木公司です。
青木の受験生時代の頃のお話をしたいと思います。
青木は合格まで3年かかりました(ふふふ。口ほどにもない。恥ずかしい)。
最初の一年目の時、いまでも最大の規模の大手受験機関に通っていた青木は、仲間と勉強会を結成しました。
勉強会に入った仲間は、ほとんどがその大手受験機関の横浜校百数十名の中でいつも成績優秀の10名以内によくランクインしているメンバーを中心に構成されました(たまたまですよ!感じ悪く成績いいやつだけで集まったのではありません)。
全員、中小企業診断士になることに大きな夢を持っていました。真剣に勉強していました。
8名ほどのメンバーがいました。
が、一年目、合格者ゼロ! 3名は一次試験もぎりぎり通りませんでした。青木も一次模試、二次模試とも常に上位10パーセント以内でした。一一次試験は難なく、合格点を総合で100点オーバーで圧倒的合格しました。しかし、二次で見事敗退しました。
2年目、別の大手受験機関でカリスマ講師の100名を超えるクラスに通学。そこで成績優秀者などを勉強会に2名新たに追加。
2年目。一次試験も前年の敗退者3名は合格できませんでした(※この年の一次合格率は16.2%)。
青木たち、8名が二次試験にチャレンジ。1名合格しました。
青木は中間模試で3%以内に入り、秋の模試も複数受けていずれも上位数パーセントでした。
自信をもって、二次本試験に臨みました。事例1-3は完璧な出来でした。しかし、その時、初めて出題され、その時は意表を突く難問だった連立方程式CVPにやられました。
得意なはずの財務が足きりだったと思います。
ここで、変化がでました。一次不合格3名と二次不合格者2名が受験をやめてしまったのです。心が折れたとのことで、青木も説得しましたが効果はありませんでした。
3年目。青木と親友が勉強会を一日12時間も学習するスーパー特訓塾に変えました。
もう一名ががっちりついてきて、3名が常連でその勉強会に参加。
この年、青木が王道の解法パターンを取得。
3年目、青木と親友が合格。
落ちたもののうち、一名を除く6名が受験をやめました。
4年目 残っていた一名も翌年合格しました。
最終的に、その仲間からの4年間での合格者は4名。4年続けたものは全員合格しました。
一名はその後MBAを取得。外資系企業にマネージャーとして年収大幅UPで転職。今は独立してコンサルタントとして活躍しています。
一名は大手企業のSEからコンサルティング部門へ。売上NO1エースコンサルになり、今は上場を目指す企業で役員として活躍しています。
一名は超大手生命保険会社の若き社長室長でしたが、実家の九州の有名醤油会社を継ぎ、地元の有名企業の社長です。
青木は独立診断士として、大手企業から中小企業、大手企業労働組合、士業事務所のコンサルを年間115日、大手企業などの研修講師を年間203日実施し、プロコン塾塾長や自分の診断士受験指導講師、経営者向け講師、士業向け講師をして、毎日、大勢の仲間に囲まれ、ハッピーに仕事をしています。
学習をやめた仲間とは、大変残念ながらほとんど連絡を取れていません。
今、何をしているのでしょう。もしかして、中小企業診断士にはなっていなくても成功しているのかもしれません(メンバーだったあなた!連絡くだされ!飲もうぜ!)。
しかし、青木は大変残念なのです。
試験を受けることをやめた仲間も非常にいい成績だったりしていました。
物事にたらればはないのですが、「もし学習を続けていたら」。
合格できた可能性が非常に高かったと思います。
そして、このすばらしいマジックライセンス中小企業診断士のすばらしさ。
そこで知り合う仲間のすばらしさ。
今後、輝かしい未来に向かっていくすばらしさ。
を共有できたと思います。
あの時、彼らがやめなければ。
そして、もっと愛情をこめて、涙を流して、一緒にやろうといえなかった自分が残念でなりません。
今、学習中の皆さん。
まちがいなく中小企業診断士は最高のマジックライセンスです!
人生が変わる大きなパスポートであり、最高の仲間を得るパスポートです。
だから勉強をがんばって!もしうまくいかないときがあっても決してやめないで!
仲間がやめそうになったら本気で止めてあげてください!
努力し、最後までやめなければ最後は合格できるのです。
一次試験で敗退した方も!
決してあきらめないでください!