皆さん、こんにちは!
プロ研修講師・プロコンサルタント・中小企業診断士のあお先生こと青木公司です。
本日は大手企業の労働組合のコンサルティングです。
さて、本日は「労働組合の強化の重要性」についてです。
まず、前提として僕は政治的な考えは特に持っておらず、どちらかといえば保守だと思います。
そういう中、労働組合は非常に重要であり、特に現在、労働組合は非常に重要であり、かつ、強化が必要だと思っています。
その理由を説明しましょう。
1. 企業と従業員の関係は過去と変わらず経営者+企業が圧倒的に従業員より強く、基本的に経営者、企業が従業員から搾取できる力があること
数+立場が上のため、企業や経営者が従業員より、圧倒的に強い立場にあります。何もなければ、企業が搾取したり、圧力をかけることができることになります。
よって、労働組合という数で集まり交渉できる組織は非常に重要です。
2. 会社や経営者は専門的知識が高いうえ、重要情報を知れる立場にあり、かつ多くの専門家を活用して有利に運ぶことができる。
会社、経営者は多くの情報を知れ、秘匿できる力があり、かつ、人事部、法務部、財務部などで高度な専門知識を持ちます。かつ、弁護士、公認会計士、税理士、社会保険労務士、コンサルティング会社など多くの専門家を活用し、会社に有利にことを運ぶことができます。
それに対抗するために労働組合を強化し、専門家も集団で活用し、会社と交渉できる組織は重要です。
3. 会社経営にとっても長期的に考えれば労働組合が高いレベルであることは経営に資する。
会社にとっても労働者がモチベーション高く、実力がついて、長く働いてくれることは非常によいことです。労働組合が組合員の本当の考えを知ったうえで、適切に交渉していい労働条件を引き出してくれることは長期的に会社のためになります。
また労働組合専従や幹部は疑似的に組織でリーダーシップを発揮し、また、会社の経営や人事、財務、法律を学ぶので将来のリーダーを養成してくれます。
また、労働組合活動を通して、従業員同士のコミュニケーションが促進し、高い組織になるでしょう。
だから労働組合の強化は会社のためにも、社会のためにもなると思うのです。
そんな中、2023年の労働組合の組織率は16.3%と過去最低水準になっています。
各企業別労働組合で自社の組合活動を強化しましょうね!
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