![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/98/b77adb33cd2eb201d93d64286ba77f5c.jpg)
物語途中で死んでしまうキャラを取り上げ、そのキャラの
生前の活躍などを省みてその死を悼もうというコーナー記事です。
このコーナー、記事タイトルでネタバレしてしまうという
致命的な欠点をはらんでおり、なんとなく書くのを避けてきたんですが
まぁこの際開き直って書いてしまいます。
今回は『幽遊白書』の「仙水 忍(せんすいしのぶ)」を取り上げます。
作品の人気を確立し、戸愚呂(弟)をラスボスとした「暗黒武術会編」が
完結し、次なる展開として「魔界の扉編」が始まります。
仙水は、その「魔界の扉編」のラスボスでした。
今まで妖怪を相手に戦ってきた幽助たちにとって初めての人間の敵と
いうこともあり、ちょっと異色な戦いが続いた本シリーズ。
ストーリー展開も暗くて重く、必然読者も仙水に対しては
ネガティブなイメージを持ったのではないでしょうか。
そんな仙水の心の闇にも触れつつ、彼の少年時代から
そのキャラクターをみていきましょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ipon.gif)
仙水は生まれたときから強い霊力を持っていました。
そのため、仙水は子どもの頃から邪霊や妖怪に命を狙われ続けながら
生きてきました。
仙水はずっと不思議に思っていました。
「どうしてボクだけ見える生き物がいるんだろう」
「どうしてそいつらはボクを嫌っているんだろう」
「殺そうとするんだろう」
答えがわからないまま、戦い方だけが上手くなって行きました。
やがて仙水は安易な二元論にたどり着きます。
「きっとボクは選ばれた正義の戦士で」
「あいつらは人間に害を及ぼす悪者なんだな」
幼少期に確立したこの二元論は少年へと成長を遂げてもなお
揺らぐことはありませんでした。
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胸に正義感を抱き、妖怪を屠り続ける仙水はやがて「霊界探偵」となります。
霊界からの指令によって犯罪を行った妖怪をとらえたり倒したりするこの使命は、
強い正義感を抱く仙水にとって最適なものでした。
が、彼の正義感は少々極端であり、仙水はすさまじい数の妖怪と戦い、
倒した妖怪はすべて殺しました。
「仙水を見て生きて帰った魔物はいない」
闇の世界でそうささやかれるほど、仙水のあり様は苛烈でした。
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そんな中、仙水が唯一殺さなかった妖怪がいました。
"闇撫(やみなで)"の樹(いつき)。
トドメを刺される直前に、ほんの少し「人間臭さ」を口にした樹は
「妖怪はすべて悪」と信じ込む仙水にとって天地がひっくり返るほど
衝撃的でした。
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樹の存在は、仙水に「妖怪にもいろんなやつがいる」ということを
悟らせました。
二人は打ち解け合い、やがてお互いを信じあえるパートナーとなりました。
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そして、樹がパートナーとなってほどなく、
仙水の立場を180度変えてしまう事件が起こりました。
密売組織・ブラックブッククラブを追っていた仙水は
その途中、自分の持っていた価値観とは全く逆の光景を
目の当たりにしました。
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それは、人間が欲望のままに妖怪を喰いものにしている光景でした。
今まで人間を守るために妖怪と戦っていた仙水にとって
衝撃的な光景が目の前に広がっていました。
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仙水はその場にいた人間をすべて殺しました。
この事件で仙水は人間に生きる価値があるのかと疑問を持ち、
やがて霊界探偵の任務を放棄して行方をくらませます。
その際に、霊界の資料館から人間の非道な行いを記録した
「黒の章」というビデオテープを持ち出しました・・・。
仙水が霊界を相手取り、大きな動きに出るのは
この10年後となります。
この事件がきっかけかはわかりませんが、仙水は自らの内に複数の
別人格を創り上げています。
自分自身(忍)を主人格とし、自分の他に6人の人格が発現します。
戦いを担当する3人に、その他のことを担当する3人。
それは、いつ終わるともしれない戦いの日々で仙水が身に付けた
生き残るすべでした。
忍を含めて7人の人格とのことですが、忍以外で実際に作中で登場したのは
理屈屋の『ミノル』と殺し専門の『カズヤ』の2人だけでした。
あとは唯一の女性人格で泣き虫役の『ナル』という人格がいるという
ことが語られたのみで、残り3人の人格は設定のみが存在します。
他には、武器商人の『ジョージ』と、炊事・洗濯等の雑用係の『マコト』。
飼育している動物の世話をする『ヒトシ』という人格がいるようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/ff/07db309c6160f6749e67fd73c0d7f22e.jpg)
10年後、仙水はある妖怪と出会います。
暗黒武術会で弟の全力グーパンでぶっとばされた戸愚呂(兄)です。
戸愚呂から話を聞いた仙水は、自分の後継者である霊界探偵・浦飯幽助
の活躍を知りました。
仙水は今こそが自らの計画を実行に移すときと悟ります。
人間界と魔界をつなぐ穴を開け、人間界へ強力な妖怪を引き入れる
という壮大な計画です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/5e/bb5780f150cd2fb3d92c561c0c0015e9.jpg)
穴の完成を阻止しようとする、霊界探偵の後輩・浦飯幽助
との戦いがここに始まります!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ipon.gif)
「魔界の扉編」のいっこ前の「暗黒武術会編」のラスボス・戸愚呂(弟)が
レベル(%)を上げて物理で殴るタイプの敵だったのに対して、
仙水は戸愚呂ほどのパワーを持たないまでもトリッキーな動きで
相手の攻撃をいなし、チクチクダメージを与えるタイプの敵でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/22/5f64989aedcbf1eb80efd67d20197f03.jpg)
こんな感じ。
上半身は防御に徹し、足技で攻撃する「裂蹴拳」という拳法を使います。
まぁ、ここで戦ってるのは「ミノル」の人格ですが、初めて幽助と
交戦したのがこのミノル式・裂蹴拳なので、どうしても
仙水のバトルスタイルの印象が強いです。
他に、幽助の霊丸と同じ様な霊気の球を蹴って攻撃する「裂蹴紅球波」や
散弾式の「裂蹴紫炎弾」などを使います。
パワーは幽助よりも下ですが、命中精度の高い攻撃を確実に相手に食らわせているのが
とてもスタイリッシュです。
また、霊気の全容量が幽助の10倍ということで、
霊丸数発撃ったらカラっぽになる幽助とは違って、霊気を使ったハデな攻撃を
何回も繰り出すのは圧巻でした。
でも、幽助の奇策で動きを封じられてからはフルボッコでしたが。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/9a/93e088056fff91075874855bfddecbec.jpg)
腕に仕込んだサイコガンのような「気功銃」を使うのはカズヤ人格です。
でも、腕に銃を仕込んでいるという意外要素があるだけで、あとは
特にこれといった強みもないという・・・。まぁ、トドメ専門だそうですしね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/99/33b2c09ac3ff43e2dcc3a03347887722.jpg)
そして、満を持した主人格・忍のバトルスタイルは「聖光気」という
究極の闘気をもちいたものでした。
この聖光気、身体に纏って空は飛べるは、物質化して武器にも防具にもなるは、
『幽遊白書』内で、仙水一人だけが後の『ハンターハンター』の念能力を使えるかのような
ものすごく応用の効く能力でした。
こんな感じで、仙水のバトルスタイルは実にバラエティに富んでおり、
戦闘シーンを見ていて非常に楽しいキャラでした。
戸愚呂戦のあとに、戸愚呂よりもっとパワーのあるヤツを持ってくるとか
じゃなくて本当によかったと思います。
戦闘を担当する人格のもう一人であろう「武器商人のジョージ」のバトルスタイルも
見てみたかったなぁー。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ipon.gif)
ネガティブかつダークネスな印象が強い仙水さんですが、
実は結構お茶目なところもあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/d4/cba025261e0866d3ba8be179bee454dc.jpg)
ミノル人格のさわやかな笑顔での挑発!
これには幽助もブチギレます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/43/bf89abed01be1417797baaba39a14751.jpg)
かと思えば、カズヤ人格の濃ゆい顔でものすごく汚い罵詈雑言!
コエダメって・・・
こんな悪口聞いたのは後にも先にもここだけです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/ee/507d613990ad2f48ceb865ce27b40a25.jpg)
そして、忍人格のなんだか怖い笑い!!
笑い方が下手な人が、笑えよって言われて笑ったらこんな
笑い方になるような、なんかそういうアレです(うまくいえない怖い
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/37/87543e7ff54c951bde2cf4dba48b0100.jpg)
おまけ。
あとは、重度の厨二病引きずってる感じもたまらんです。
思春期に人間の醜さを知って人間を憎悪するのは割と誰もが通る道ですが、
それを26歳になっても引きずってるところからしてすでにアレ・・・。
能力者でもないのに、コードネーム「暗黒天使(ダークエンジェル)」とか
名乗っていたのにも要注目です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/bc/64e52cb71e169389859c996f00f05f4c.jpg)
ゲームが得意ってのもなかなか意外です。
「ゲームマスター」の能力を得る天沼とも互角以上のプレイができます。
案外、姿くらましてた10年間ひたすら引きこもってゲームばかりやってたんじゃ・・・
そして、その疑惑はこんな場面でさらに濃厚になります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/a5/4a4ac8d2c90bc57a42a8911035533a04.jpg)
デタァ、ここイチの場面をRPGで例える仙水さん!
必ずレベルMAXに上げてからラスボスに挑むって、
それ時間がありあまってる暇人のプレイスタイルですから!
また、こんな場面も。
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魔界の扉を開ける洞窟にわざわざテレビとビデオデッキ持ち込んでるのも
どうなんですかね? 電源用のバッテリーとかも持ち込んでるんでしょうか。
しかも、さんざん観てきただろうお気に入りっぽい映画もあえて
内容が実に陳腐とか、でもエンディング曲がとてもきれいとか、
エンディング曲が流れる頃には魔界の扉が開くとか言っちゃったりなんかして
非常に香ばしいことこの上ないです。
パートナーの樹は、こんな感じの仙水の厨二っぷりが大好きらしく、
こんなことを言っています。
オレは彼が傷つき、汚れ堕ちていく様をただ見ていたかった
「キャベツ畑」や「コウノトリ」を信じている可愛い女のコに
無修正のポルノをつきつける時を想像する様な下卑た快感さ
その点、人間の醜い部分を見続けた仙水の反応は実に理想的だったな
割り切ることも見ぬふりもできずに、ただ傷つき絶望していった
(中略)
変わっていく彼を見守り、彼の望むままに手を貸していただけだ
そして、これからもそうするだろう
樹、あきらかに仙水の行動を面白がって見てるでしょ。
この、ちょっと歪んだ樹と仙水の関係はリアルタイムで読んでいた当時は
非常にわかりづらいものでしたが、今はなんとなく樹の気持ちもわかります。
なんていうか・・・こう、見守ってあげたくなる感じ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ipon.gif)
真面目な話に戻ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/00/39b67c956cfcaf20101635bd94c95ba6.jpg)
かつての上司・コエンマと対峙する仙水。
既に開きかけている魔界の穴をふさぐため、霊界最高の防御呪文
「魔封環」を使うというコエンマ。
どうしても仙水がこれ以上事を続けようと言うのなら・・・
というコエンマ苦渋の決断でした。
仙水は、それでも魔界の扉を開くことをやめませんでした。
コエンマの魔封環を防ぎ、浦飯幽助の息の根を止めた仙水は
魔界へと足を踏み入れます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/98/075721fe7126f7f1a0d4884bd587df91.jpg)
「素晴らしい」
魔界の光景を見た仙水が思わず感嘆の言葉をもらします。
人間を滅ぼすため、魔界の穴の開通を望んだはずの仙水は
何を思ったのでしょうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/91/2aa575306b1b96ca242edb3d6139e557.jpg)
そして、仙水の目の前に驚くべき光景がありました。
たしかに息の根を止めたはずの浦飯幽助の姿が、そこにはあります。
「魔族大隔世」
浦飯幽助は、はるか昔に人間と交配をした大妖怪の子孫だったのでした。
魔族として覚醒を果たした元・人間を目の当たりにし、何かを思う仙水。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/17/3719648a63f3f82a000a463dc425342b.jpg)
そこで出てきたのはやはり感嘆の言葉。
・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/d7/523a44463811707a4c01ecc2159cab7c.jpg)
仙水が魔界の穴にこだわったのは、人間を滅ぼすためではなく
ただ魔界へ来てみたかった。本当にそれだけだったといいます。
実は仙水の体内は悪性の病巣に蝕まれており、
あと半月足らずの命でした。
人間の醜さを知った仙水は、自分にもその生き物の血が
流れていることが耐えられず、いっそ魔界に生まれたいと
思うようになっていました。
そして、自分がもう長くはないと悟ると、
ただ魔界で死ぬためだけに、今回の計画を実行したといいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/7c/e78023eda87e8142f19d37f6e7b7cf79.jpg)
仙水は魔族として生まれ変わった浦飯幽助をまぶしそうに
見つめながら語ります。
戦っているときの君は・・・すごく楽しそうだ
オレもほんの一瞬だが初めて楽しく戦えた
ありがとう
次こそ魔族に生まれますように・・・
仙水の生命は尽きました。
「死んでも霊界には行きたくない」という遺言の通り、
仙水の魂は樹が霊界に渡すことを拒みました。
これからは二人で静かに時を過ごす
オレ達はもう飽きたんだ
お前らはまた別の敵を見つけ戦い続けるがいい
そう言い残し、樹は仙水の魂と姿を消します。
その後二人がどうなったのかは誰も知りません・・・。
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この前「地獄先生ぬ~べ」について拍手コメとかしました。
紫さんのブログは自分が読んでいた時代の作品を
取り上げるので更新を楽しみにしています。
「幽遊白書」は読んでいましたよ~
仙水の使う「裂蹴拳」は印象に残りました。
でも「魔界の扉編」は仙水の戦う理由とか、かなり重い話でしたね。
そういえば仙水がトラックで逃げる時、幽助が自転車で
爆走して追いかけるのを見て「中野浩一か!!」とかいう
セリフなぜか覚えています(^-^
ではでは
↓
http://www.bllackz.com/2013/05/blog-post_13.html
この漫画の作者も現実に起こっていた事を知ってたのかな。
日本で独裁者が生まれたとして、独裁政権となり全てを仕切っても、絶対に勝てない恐ろしい力が、世界にはあるんですよ。
そんな中私は勿論、大歓迎でダークファンタジー化する本編と何より、悪くて怖くて格好良くて哀しい仙水さんが私の青春でした。
今思えば仙水さんの行動は確かに極端で自己陶酔的な面も見受けられますが一方、ある種善の最たる象徴である日本の御上の極端な強権的な制約規制を身内だけ勝手にで打ち立て国民を舐め、不実な姿勢を貫き続ける現状は、どこか人間VS仙水の再現を見ている気がしてなりません…私達は人間でありますが、人間の正義が試される現世相、なにか遠くの世界に思えなかったりもします
空は飛べるわ、防具にもなるわが正解です
真面目な考察なのでネタじゃないだろうし気になりました
仙水忍をググったらこの記事を見つけました。
懐かしいですね、幽☆遊☆白書。
小さい頃は、本放送終了の後に何度も何度も再放送されていたのを憶えています。
納谷六朗さんの声もまた、納谷悟朗さんと共に聞き慣れた声優さんの一人でした。
この記事を書いていて下さった主様に感謝です。
有り難うございました
特に魔界で幽助と戦ってる最中に、なんともいえない笑みを浮かべながら放ったこの言葉は心に刺さりました。
幽助みたいにシンプルな性格が羨ましくもありそんな性格が好きでもあり、
またそんな純粋な幽助も、いずれ絶望して闇落ちするのかもしれないという嘲りの感情とか、色んな感情を含めた笑いだったのかもしれません。
アニメ版だけだったかもしれませんが、「何考えてるか教えろよ」「今は教えられない」「ケチィ!ほんとは何も考えてないんじゃねぇのか?」と幽助に言われた時に、仙水はおおいに笑って「キミはシンプルでいいな」と言った所が一番好きでした。
この記事を読んで、色々な思い出が浮かんできてとても良かったです。
ありがとうございました。
有名どころだとナチが人間石鹸作ってたのが嘘だったとか、南京大虐殺が便衣兵狩りに過ぎなかったとか魔女狩りが実は数百万人でなくせいぜい数万人でその内訳の大半が今でいうカルト宗教退治に過ぎなかったとか。
あと、カバーの折り返しで作者本人が、誰も知らないものをパクればオリジナルだと思われる、というようなコメントを残していますし
wikiによれば強盗強姦をした人とか
よく読みませんでしたが,この人は信念や思想は特に無く,自分の欲望の赴くままに凶悪な犯罪を犯した畜生タイプなんじゃないでしょうか
仙水ってそういうタイプなのかな??
全然違うと思いますよ
むしろ,仙水が驚き嫌悪した,妖怪を食い物にしていた人間たちと同じタイプでしょうね
ハンターハンターでいえばボポボ 多重人格ではないですが同じ種類の人間です
仙水は確かに作中では,悪人として描かれているし 多重人格とういう設定でもある
それなら,モデルはビリーだ..では表面的な解釈ですね
このキャラクターの本質はもっと別な所にあるし,だからこそラストの場面で何とも言えない気持ちになるのではないでしょうか
恐ろしいですね。
当時は有害コミックだ何だとPTAに散々非難されていましたが。
本当に有害だったのはそういった道徳を形成し政治を動かしているVIP達だったとは皮肉なもんですね。