【ロマンシング・サガ2】は、SFCで発売されたRPGです。
決まったストーリーの流れのない、「フリーシナリオ」というシステムが特徴的で、
プレイヤーはバレンヌ帝国の皇帝となり、さまざまなイベントを自由に楽しむことができます。
バレンヌの長い歴史のなかで、皇帝は次々と代替わりし、その能力は次代の皇帝へと引き継がれていきます。
その自由度の高さと鬼のような難易度でサガファンの心をつかんだ本作は、
今なおSFC屈指の名作として語り継がれています。
最近、携帯アプリでこのロマサガ2が完全移植され、ひさびさにプレイしてみたところ、どっぷりハマってしまって
あっという間にクリアしました。いつやってもオモシロイ!
今回は、その時のプレイの記録を「バレンヌ帝国の歴史」として、代々の皇帝とともに
年表風に紹介していきたいと思います。
※なお、陣形を覚えるために謀殺した皇帝については割愛します。歴史の闇に葬られたってことで。
では、これよりはじまりはじまり・・・
バレンヌ帝国の歴史
かつて、広大な領土を誇っていたバレンヌ帝国は今や北バレンヌの小さな国へとなり下がっていた。
世界は魔物の脅威にさらされ、争いは絶えなかった。
時のバレンヌ皇帝・レオンは世界統一をこころざし、動き出す・・・。
皇帝:レオン
( ? ~ 1000年)
彼の在位中、かつて世界を蹂躙した魔物たちを退け、「七英雄」と称えられた伝説の勇者たちが帰ってきた。
折しも、世界は再び魔物の脅威にさらされており、人々は帰ってきた七英雄に期待した。
しかし、彼らはすでに英雄などではなくなっていた・・・。
七英雄は世界各地で侵略活動を開始する。人々は魔物だけでなく、七英雄とも戦わねばならなくなったのである。
1000年
古代人・オアイーブより「伝承法」を習得
七英雄のひとり「クジンシー」の侵攻を受けたアバロン。
レオンは訪ねてきたオアイーブより伝承法を習得する。
これにより、次代の皇帝に自分の能力と記憶を引き継ぐことができるようになった。
七英雄・クジンシーに敗れる
クジンシーの必殺技・ソウルスティールを受けたレオンは、その命を散らした。
しかし、レオンは死の間際ソウルスティールを見切っていた。
ソウルスティールの見切りは、次代の皇帝に引き継がれる。
皇帝:ジェラール
( 1000年 ~ 1133年)
伝承法により初めて能力を受け継いだ皇帝。バレンヌ帝国の第二皇子であった。
クジンシーの撃破、術研究所設立、運河要塞制圧などを行う
★七英雄「クジンシー」を撃破。ソーモンを解放する
レオンより受け継いだソウルスティールの見切りにより、ジェラールはクジンシーを撃破した。
これにより、クジンシーにより占領されていた港町「ソーモン」を解放した。
1001年
術研究所設立
かねてより術研究に興味のあったジェラールはアバロンに術研究所を設立。
これにより、帝国の術レベルは飛躍的な進化を遂げることとなる。
龍の穴と同盟
南バレンヌに進出したジェラールは、龍の穴の格闘家たちと同盟することに成功した。
1002年
運河要塞制圧
ジェラールは七英雄「ボクオーン」の部下が築いた運河要塞を制圧。
これにより、かつて帝国の領土であった南バレンヌ地方の支配権を得る。
帝国は全盛期の領土を取り戻したのである。
皇帝:フリッツ
( 1133年 ~ 1221年)
龍の穴の格闘家から選ばれた皇帝。
ルドン、カンバーランド平定、武装商船団制圧などを行う
1133年
宝石鉱山を解放、ルドンを平定
フリッツは魔物に制圧されたルドンの宝石鉱山を解放。
ルドンは帝国の領土となり、その財源は帝国を大いに潤した。
1134年
武装商船団制圧
フリッツ、武装商船団が統治する北ロンギットを陸路から攻める。
陸路から攻められるとは思っていなかった商船団の虚を突いたことにより完全勝利する。
武装商船団は帝国に服従し、北ロンギットは帝国の領土となった。
1135年
カンバーランド平定
カンバーランドは、王・ハロルドの死により3人の子たちによる王権をめぐる内乱が
起ころうとしていた。
フリッツは内乱の首謀者を暴き、3人の子たちの仲を取り持つことに成功する。
これに感謝したカンバーランド新王は、帝国への編入を申し出るのだった。
皇帝:アガタ
( 1221年 ~ 1357年)
カンバーランドのホーリーオーダーから選ばれた皇帝。
サバンナ・ステップ平定、アバロン帝国大学設立などを行う
1221年
南ロンギット交易ルート奪回
南ロンギットへ進出したアガタは南ロンギットの交易ルートを魔物の手から
奪回することに成功する。また、遊牧民・サイゴ族のムーの移動を援助して、彼らの信頼を得た。
その際、七英雄「ダンターグ」との交戦があったが、とても敵わず退却した。
1222年
アバロン帝国大学設立
幅広い人材の登用を目的としてアガタはアバロン帝国大学を設立する。
これにより、帝国領民の学力も向上することとなる。
1223年
サバンナ平定
アガタはサバンナの集落を脅かすアリを駆除し、集落のハンターの協力を得ることに成功する。
以後、サバンナにアリが出現することはなくなった。
★七英雄「ボクオーン」を撃破、ステップを平定
アガタは帝国大学にて軍師・シゲンを登用。シゲンの戦術によりステップを走る地上戦艦を停止させる。
戦艦内にいた七英雄「ボクオーン」を倒し、ステップを平定した。
皇帝:ハクヤク
( 1357年)
アバロン帝国大学の軍師から選ばれた皇帝。
武装商船団内乱鎮圧の戦いのなか、戦死する
1357年
武装商船団内乱鎮圧戦で戦死
武装商船団が突如独立。帝国に対して反旗をひるがえした。
ハクヤクは内乱鎮圧に乗り出すが、ヌオノに向けて侵攻中に戦死してしまう
皇帝:クワワ
( 1357年 ~ 1358年)
先代皇帝ハクヤクの仲間だったハンターから選ばれた皇帝。
武装商船団抗争問題を解決するが、人魚と恋におちて帝位を放棄する
武装商船団内乱鎮圧
先帝の意思を継ぎ、クワワはヌオノに再侵攻する。
ヌオノを牛耳っていたのは「ギャロン」という男であった。
クワワはギャロンを倒し、北ロンギットに平穏を取り戻した。
1358年
人魚との恋におちる
南ロンギットの町「トバ」にて人魚と出会ったクワワは恋におち、
水中で呼吸ができるという人魚薬を魔女に求めた。
人魚薬を三回使うと陸に戻れなくなるという魔女の警告を無視して、
クワワは人魚と三度の逢瀬を重ねたのだった。
クワワは陸に戻れなくなり、帝位を放棄した。
(以降、51年ものあいだ、バレンヌ帝国では皇帝不在の時代がつづく・・・)
次回へ続く
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決まったストーリーの流れのない、「フリーシナリオ」というシステムが特徴的で、
プレイヤーはバレンヌ帝国の皇帝となり、さまざまなイベントを自由に楽しむことができます。
バレンヌの長い歴史のなかで、皇帝は次々と代替わりし、その能力は次代の皇帝へと引き継がれていきます。
その自由度の高さと鬼のような難易度でサガファンの心をつかんだ本作は、
今なおSFC屈指の名作として語り継がれています。
最近、携帯アプリでこのロマサガ2が完全移植され、ひさびさにプレイしてみたところ、どっぷりハマってしまって
あっという間にクリアしました。いつやってもオモシロイ!
今回は、その時のプレイの記録を「バレンヌ帝国の歴史」として、代々の皇帝とともに
年表風に紹介していきたいと思います。
※なお、陣形を覚えるために謀殺した皇帝については割愛します。歴史の闇に葬られたってことで。
では、これよりはじまりはじまり・・・
バレンヌ帝国の歴史
かつて、広大な領土を誇っていたバレンヌ帝国は今や北バレンヌの小さな国へとなり下がっていた。
世界は魔物の脅威にさらされ、争いは絶えなかった。
時のバレンヌ皇帝・レオンは世界統一をこころざし、動き出す・・・。
皇帝:レオン
( ? ~ 1000年)
彼の在位中、かつて世界を蹂躙した魔物たちを退け、「七英雄」と称えられた伝説の勇者たちが帰ってきた。
折しも、世界は再び魔物の脅威にさらされており、人々は帰ってきた七英雄に期待した。
しかし、彼らはすでに英雄などではなくなっていた・・・。
七英雄は世界各地で侵略活動を開始する。人々は魔物だけでなく、七英雄とも戦わねばならなくなったのである。
1000年
古代人・オアイーブより「伝承法」を習得
七英雄のひとり「クジンシー」の侵攻を受けたアバロン。
レオンは訪ねてきたオアイーブより伝承法を習得する。
これにより、次代の皇帝に自分の能力と記憶を引き継ぐことができるようになった。
七英雄・クジンシーに敗れる
クジンシーの必殺技・ソウルスティールを受けたレオンは、その命を散らした。
しかし、レオンは死の間際ソウルスティールを見切っていた。
ソウルスティールの見切りは、次代の皇帝に引き継がれる。
皇帝:ジェラール
( 1000年 ~ 1133年)
伝承法により初めて能力を受け継いだ皇帝。バレンヌ帝国の第二皇子であった。
クジンシーの撃破、術研究所設立、運河要塞制圧などを行う
★七英雄「クジンシー」を撃破。ソーモンを解放する
レオンより受け継いだソウルスティールの見切りにより、ジェラールはクジンシーを撃破した。
これにより、クジンシーにより占領されていた港町「ソーモン」を解放した。
1001年
術研究所設立
かねてより術研究に興味のあったジェラールはアバロンに術研究所を設立。
これにより、帝国の術レベルは飛躍的な進化を遂げることとなる。
龍の穴と同盟
南バレンヌに進出したジェラールは、龍の穴の格闘家たちと同盟することに成功した。
1002年
運河要塞制圧
ジェラールは七英雄「ボクオーン」の部下が築いた運河要塞を制圧。
これにより、かつて帝国の領土であった南バレンヌ地方の支配権を得る。
帝国は全盛期の領土を取り戻したのである。
皇帝:フリッツ
( 1133年 ~ 1221年)
龍の穴の格闘家から選ばれた皇帝。
ルドン、カンバーランド平定、武装商船団制圧などを行う
1133年
宝石鉱山を解放、ルドンを平定
フリッツは魔物に制圧されたルドンの宝石鉱山を解放。
ルドンは帝国の領土となり、その財源は帝国を大いに潤した。
1134年
武装商船団制圧
フリッツ、武装商船団が統治する北ロンギットを陸路から攻める。
陸路から攻められるとは思っていなかった商船団の虚を突いたことにより完全勝利する。
武装商船団は帝国に服従し、北ロンギットは帝国の領土となった。
1135年
カンバーランド平定
カンバーランドは、王・ハロルドの死により3人の子たちによる王権をめぐる内乱が
起ころうとしていた。
フリッツは内乱の首謀者を暴き、3人の子たちの仲を取り持つことに成功する。
これに感謝したカンバーランド新王は、帝国への編入を申し出るのだった。
皇帝:アガタ
( 1221年 ~ 1357年)
カンバーランドのホーリーオーダーから選ばれた皇帝。
サバンナ・ステップ平定、アバロン帝国大学設立などを行う
1221年
南ロンギット交易ルート奪回
南ロンギットへ進出したアガタは南ロンギットの交易ルートを魔物の手から
奪回することに成功する。また、遊牧民・サイゴ族のムーの移動を援助して、彼らの信頼を得た。
その際、七英雄「ダンターグ」との交戦があったが、とても敵わず退却した。
1222年
アバロン帝国大学設立
幅広い人材の登用を目的としてアガタはアバロン帝国大学を設立する。
これにより、帝国領民の学力も向上することとなる。
1223年
サバンナ平定
アガタはサバンナの集落を脅かすアリを駆除し、集落のハンターの協力を得ることに成功する。
以後、サバンナにアリが出現することはなくなった。
★七英雄「ボクオーン」を撃破、ステップを平定
アガタは帝国大学にて軍師・シゲンを登用。シゲンの戦術によりステップを走る地上戦艦を停止させる。
戦艦内にいた七英雄「ボクオーン」を倒し、ステップを平定した。
皇帝:ハクヤク
( 1357年)
アバロン帝国大学の軍師から選ばれた皇帝。
武装商船団内乱鎮圧の戦いのなか、戦死する
1357年
武装商船団内乱鎮圧戦で戦死
武装商船団が突如独立。帝国に対して反旗をひるがえした。
ハクヤクは内乱鎮圧に乗り出すが、ヌオノに向けて侵攻中に戦死してしまう
皇帝:クワワ
( 1357年 ~ 1358年)
先代皇帝ハクヤクの仲間だったハンターから選ばれた皇帝。
武装商船団抗争問題を解決するが、人魚と恋におちて帝位を放棄する
武装商船団内乱鎮圧
先帝の意思を継ぎ、クワワはヌオノに再侵攻する。
ヌオノを牛耳っていたのは「ギャロン」という男であった。
クワワはギャロンを倒し、北ロンギットに平穏を取り戻した。
1358年
人魚との恋におちる
南ロンギットの町「トバ」にて人魚と出会ったクワワは恋におち、
水中で呼吸ができるという人魚薬を魔女に求めた。
人魚薬を三回使うと陸に戻れなくなるという魔女の警告を無視して、
クワワは人魚と三度の逢瀬を重ねたのだった。
クワワは陸に戻れなくなり、帝位を放棄した。
(以降、51年ものあいだ、バレンヌ帝国では皇帝不在の時代がつづく・・・)
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