関西人のつぶやき

ジャズピアノプレイヤーmatsucofの音楽と日常

児玉さんの思い出

2011年05月17日 23時30分51秒 | Weblog
私がまだ関西にいた頃のことです。実家のある小さな田舎町に、児玉清さんがロケに来られたことがありました。ロケの現場には遭遇しなかったのですが、その番組をオンタイムで見ることができました。まさに私たち町民がいつも利用していた阪急電車の小さな駅を背に、児玉さんが歩くお姿の映像は、今でもはっきりと覚えています。

後鳥羽上皇を祀った水無瀬神宮を訪ねる番組で、そこは私たちが子供の頃から毎年初詣をしていた場所で、それはそれは馴染みのある場所なんですが、私の地元、近くに天王山があったりして、実は結構由緒正しい土地でもあるのです。それだけに、たぶん今まで色んな芸能人の方がロケに来られているはずですが、私がテレビで見たのは後にも先にも児玉清さんだけでした。なので、児玉さんというと「水無瀬神宮に来た有名人」という、何とも言えない親近感があったのでした。

だからというわけではないのですが、今年に入って博多華丸・大吉さんの大ファンになり、知り合いに説明する時は必ず「児玉清のモノマネする人、わかる?」と。するとだいたい「あ~~」とわかってくれます。それ位、華大さんを説明する時の代名詞となっていた方。
昨年発表された大吉さんの本「年齢学序説」によると、26歳という年齢で何か大きな転機が訪れることがある中で、華丸さんが児玉さんのモノマネを始めたのが、ちょうど26歳の時だったんだそうです。2006年のR-1のネタで、児玉さんのモノマネを強力にプッシュしたのは大吉さんだったそうで、そこで華丸さんが見事優勝して、華丸・大吉は一躍全国区に。テレビだと時間も短いのでわかりにくいですが、3月に生で見た児玉さんのモノマネは相当似てて、華丸さんの児玉さんへの愛を感じました。

落ち着いた口調とダンディなスーツ姿。あのお声は一生忘れることがないでしょう。

どうぞお安らかに。合掌。

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