実家の畑の脇にドブ川が流れ、そのドブのすぐ横で母(ババザウルス)がイチゴを栽培しています。
イチゴが赤くなり始め、食卓に並んだ時のこと。母が「うちのイチゴだよ。」と言うと、
父(ジジザウルス)が「おっ!あのドブのところのイチゴか?ドブのところにあるから『ドブおとめ』だな。」と得意顔で言いました
あまりにも食欲をそそらないネーミングの悪さにその時は一同シーンとなりました。
しかし、コザウルス(娘4才)だけはその名前が大いに気に入り、イチゴをみると「これ、『ドブおとめ』かなあ?ジイジのうちのイチゴはドブのところにあるから『ドブおとめ』なんだよ。」とご近所に言い触らしました。
初めは苦笑していたものの、許容してしまえば、「うちの・・・」「ドブのところの・・・」と形容するより『ドブおとめ』と一言で言ってしまった方が簡単で、今ではすっかり『ドブおとめ』が定着することに・・・。
今日もまた『ドブおとめ』の新しい実が赤くなっております。