一瞬、朝日は見られたものの、9時頃から雨が降り出し1日中雨降りでした。
瑠璃光寺は大内義弘の菩提を弔う為に、弟の盛見が建立したもので、国宝の五重塔は日本三名塔の中で最も美しいと言われています。
雨に濡れた五重塔はとても美しい佇まいを見せていました。
瑠璃光寺(るりこうじ)は、山口県山口市香山町にある曹洞宗の寺院。 本尊は薬師如来。国宝の五重塔を中心として、境内は香山公園と呼ばれ、桜や梅の 名所にもなっている。大内氏全盛期の大内文化を伝える寺院である。
次は常栄寺 雪舟庭。
雪舟庭は今から500年前の妙喜寺の時代に画僧雪舟が築庭しました。雪舟が居住、アトリエとした雲谷庵を建てるなど、雪舟とゆかりの深い29代当主大内政弘が中国から帰国して間もない雪舟に、妙喜寺の庭に石庭を築くよう命じたと伝えられています。
こちらも雨に濡れて風情がありました。
でもやっぱり晴れた庭の方が良いかも・・・
雨の中で傘をさしながら写真を撮るので、ブレたり曲がったりで上手く撮れません。
徐々に雨足も激しくなってきたけど予定通り秋吉台へ。
晴れていれば雄大な景色が楽しめそうだけど、この雨では全くつまらない・・・。
早々にバスに戻り、秋芳洞へ向かいます。
ここは雨が降っても大丈夫 中は1年中17℃だそうで、入ってみたら想定外の壮大さにビックリでした。
秋芳洞(あきよしどう)とは、山口県美祢市東部、秋吉台の地下100-200mにある鍾乳洞で、約1kmの観光路をもって公開されている。鍾乳洞としては日本最大規模。洞奥の琴ヶ淵より洞口まで、約1kmにわたって地下川が流れ下っている。1990年前後の洞窟探検家による琴ヶ淵から奥への潜水調査の結果、東方約2.5kmにある葛ヶ穴まで連結し、総延長は約8,500mに達した。その後の探検によっても延長は伸びており、現在日本第3位にランクされている。1926年以前は滝穴(瀧洞)と呼ばれていた。特別天然記念物。
大黒柱は上から伸びる石柱と下から伸びる石筍がくっ付いたもので、出来るまでに15,000年かかるそうです。
私のカメラでは洞内の素晴らしさを写す事が出来ずに残念です。
昼食は『ごぼう麺定食』。うどんの中にごぼうが練り込んであり、添えられたごぼうの素揚げを乗せて頂きます。
これがとっても美味しくて、買って帰ろうかと思ったけど重いので止めました。
相変わらず雨の降り続く中、バスで仙崎まで移動して青海島一周遊覧船に乗ります。
小さな船で90分 ちょっと辛いかな
と思ったけれどとんでも無い
次々と現れる断崖絶壁や奇岩に目を奪われました。
この遊覧船こそ晴れていたら何倍も楽しかったでしょう・・・。
仏岩 仏様が祈っている様。
コーモリ洞 コーモリが羽を広げている様。
島見門 岩の間から向こうにある島が見えます。
雨に濡れながら景色を堪能しました。
今夜の宿泊は萩温泉『北門屋敷』。この周辺は伝統的町並保存地区に指定され、電線も地下に埋め込まれています。
雨の中を写真を撮りに出かけたけれど、雨の凄さに降参して直ぐにホテルへ戻りました。
今夜の食事はサービスも行き届いてとても美味しかったです。
あした 天気にな~れ~