10月22日(土) 故宮博物院⇒中世紀念塔⇒歴史博物館⇒龍山寺
お天気は曇り空だけれど雨が降っていないのでラッキーです。
朝食は昨夜のご馳走がまだお腹に残っているのでお粥で軽めに・・・。
ホテルの部屋(8階)から見た街並み。
8時にホテルを出て故宮博物院へ向かいます。
1965年に落成した故宮博物院は北京にある紫禁城を参考にして建てられています。
青銅器、陶磁器、玉器、象牙細工、漆器、彫刻、仏像、絵画、書法、図書、文献、珍玩など、古美術品の収蔵点数は70万点に達すると言われています。
所蔵数の豊かさはアメリカ(ニューヨーク・メトロポリタン美術館)、イギリス(ロンドン・大英博物館)、フランス(パリ・ルーブル美術館)と並んで世界4大博物館に数えられることもあります。
幸運な事に建国百年記念展開催中なので素晴らしい展示が見られました。
赤井先生の説明を聞きながら書、絵画、陶磁器と見て回りますが、土曜日の所為か館内はもの凄い混雑
その後、自由見学となりガイドの馬さんの案内で『翡翠白菜』と『肉形石(豚の角煮)』を見ようとしたけれど、あまりの行列の長さに恐れをなして、象牙、胡桃、オリーブの種の彫刻や種々の翡翠を見て昼食のお店に向かいます。
昼食の湖南料理の特徴は甘めの味付けとやや多めの香辛料を使う事で、“こじき鶏”と呼ばれる鶏を蓮の葉で包み泥で固めて焼いた料理が有名です。
蜜ハムのパン包み⇒湯葉の挽肉包み⇒牛肉の炒め物⇒海老レタス包み⇒泥包み焼き
⇒挽肉のメロンスープ⇒蟹炒飯⇒果物
湖南料理
昼食後はいったんホテルへ戻り一時間ほど休憩の後、蒋介石の偉業を記念して建立された中世紀念塔へ向かいます。
この階段は89段ありますが、蒋介石さんが亡くなった年齢だそうです。
ちょうど3時の衛兵交代を見る事が出来ました。
衛兵は軍のエリートだそうですが、動かない事は勿論、瞬きもしないで1時間立っているのですから大変なお仕事です。
お世話係がいて、鼻をかんであげてる場面もありました。
自由広場
市民の憩いの場として色々な催しが行われます。
左側は劇場です。右側は・・・分かりません。
歴史博物館
こちらも色々貴重な物が展示されており、甲骨も見る事ができました。
本で見るより柔らかく暖かい感じがしましたが、これを筆で書くとなると・・・実物を見たら上手く書けたらいいのに・・・。
建物の裏手には大きな蓮池がありましたが、盛りは過ぎたのでしょう、少しだけ花が咲いていました。
龍山寺
本尊は観世音菩薩であるが、現在では道教や儒教など様々な宗教と習合しており、孔子や関帝(関羽、三国志で知られる)、媽祖など、祀られている神は大小合わせて100以上に及ぶ。人々は様々な神が祀られた7つの香炉を順に廻りながら、それぞれの神に参拝する。
屋根の彫刻が見事です。
信心深い人達がお供え物をしてお線香をあげてお祈りしていました。
日本のおでん屋や蛇料理屋等々たくさんの店が立ち並ぶ華西街夜市を見学(?)しながら夕食の上海料理『江南春』へ向かいます。
タウナギの煮込み⇒フカヒレスープ⇒鮑の煮込み⇒カニご飯⇒帆立貝と辛子菜の煮込み⇒ハマグリと冬瓜のスープ⇒三色点心盛り合わせ⇒タピオカスープ・果物
江南春