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学校法人尚美学園
尚美ミュージックカレッジ専門学校
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『mint's』2号 <2005年9月17日発売>

2005-09-17 | マガジン

 

オオゼキタク

インタビュー抜粋
――13曲が詰まったアルバムの中で特に思い入れのある曲は?
全部に思い入れがあるんですけど、中でも「朝焼け倶楽部」ですね。多くの人が共感するものは朝焼けより夕焼けだと思うんですよ。空を見て「綺麗だなぁ~」って。そうゆう意味で夕焼けはみんなのもの。 それに比べて朝焼けっていうのはものすごく個人的なものかなって。朝4時に起きている人は少ないし。例えば、恋をした時に、思いが届かないことで悩みながら、でも届けてしまったら今のバランス崩れちゃうんだよなってことを考えて、ラブレター書いたりして夜中をもんもんと過ごしている人っていると思うんですよね。 で、眠れなくて朝を迎えてしまう。そんな時に一人で「あ、綺麗な空だな~」って見るのが朝焼け。それが自分の心を映し出してるみたいだな、って思う。 そんな風に思うのは自分ひとりだけかもしれないけど、実はそうじゃなくて、自分もそうだし、僕もそうだし、他にもそうやって空を見上げている人はいっぱいるよって。 そうゆう個人的な空の色をそれぞれの場所でそれぞれんの思いで見ている全国のみんなを一個のグループにして名づけるとしたら「朝焼け倶楽部」だなと。朝のあの空間をみんなと分かち合いたいと思って。
――曲は歌詞から作るんですか?
メロディーからです。これは以前から変わらないんですけど、鼻歌で頭に流れているメロディーをキャッチして作るスタイルで。譜面に書いて進めるタイプではないです。頭に流れてくるメロディーを大事にしているので、それはずっと変わってないです。

感想
目黒のホリプロの本社で取材をさせていただきました。オオゼキタクさんのインタビューで一緒に取材をした伊藤緑先生、実は昔からの友人だったそうで今回が約3、4年ぶりの再会だったそうです。なので昔の懐かしい話を交えながらとても和やかな雰囲気でお話することができました。 今回は1stアルバム「虹ヶ丘」を中心にインタビューをしてきましたが、オオゼキタクさんの人柄がすごく滲み出ていてオオゼキタクさんを知らない人でも楽しめる内容だと思います。 質問は6、7個考えて行きましたが緊張して1、2個しか質問ができず、自分が本当に聞きたい事を言葉でうまく表現できなかったところがあったりなど緊張ばかりでした。インタビュー後は「文字起こし」という録音したものを文字に起こすという作業があったのですが、初めての事なのでかなりの時間がかかり大変でしたがとても勉強になりました。 

 

mint's Webサイト


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