へんくつゃ半睡の「とほほ」な生活!

 奇人・変人・居眠り迷人。医療関連を引退⇒
某所で隠遁準備中。性質が頑な、素直ではなく、
偏屈でひねくれています。

【食】人間にとって、一番大事なこと・・・!?@安全に食べる

2012年07月11日 | 昔のお医者

食事の介護 飲み込み障害がない人向け

 

人間にとって、一番大事なこと・・・


安全なものを、安心して食べること・・・

 

 

 物をちゃんと食べることは、お年寄りにとって

大切なことです。
 体の不自由なお年寄りに、食事の手助けをする場合、
食べ物がのどに詰まったりしないように注意しましょう。
 また、お年寄りが楽しく食事ができるよう、
ちょっとした工夫を知っておくといいでしょう。

  

 お年寄りに食事の介助をするとき、まず心配なのが、
食べ物を誤って気道に入ってしまう誤嚥(ごえん)です。

 通常、口の中でそしゃくされた食べ物は、舌を使って
のどから食道に送られます。

 その際、のどの部分で食道の入り口と交差する気道のふたが
 調子よく閉じないと、食べ物が誤って気道の方に入り込む
恐れがあります。

 飲食物が肺の組織に損傷を与えて肺炎になったり、
気道をふさいで窒息の原因になったりします。
のどの筋肉の働きが弱くなったお年寄りは注意が必要です。

 

 誤嚥(ごえん)を防ぐためには、
①気道のふたがあいたままになりやすい、上を向いた姿勢での
  食事をさける。
②のどを通りづらい食べ物は、やわらかくしたりとろみをつけたり
  して調理を工夫する。
③一口で食べる量を少なくし、ティースプーン一杯程度にすること。

 

 脱水症状( 水分不足)にも注意しましょう。

 

  

  口の中に残った食べかすが気道に入るのを防ぐため、
  歯のケアに気を使うことも大事です。

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