へんくつゃ半睡の「とほほ」な生活!

 奇人・変人・居眠り迷人。医療関連を引退⇒
某所で隠遁準備中。性質が頑な、素直ではなく、
偏屈でひねくれています。

げんげ 「手にとるな やはり野におけ 蓮華草」

2018年04月10日 | 時代小説
げんげ・・・蓮華草



げんげ→ れんげ【蓮華】:野草の名。
  春、赤むらさき色の花をつける。緑肥や牧草にする。



「手にとるな やはり野におけ 蓮華草」 滝 瓢水
「手に取るな やはり野に置け 蓮華草」 滝野 瓢水

 滝野 瓢水[たきの ひょうすい、貞享元2年(1684年) - 宝暦12年5月17日(1762年7月8日)]は、
 江戸時代中期の俳人。滝瓢水とも。

人物
 播磨国加古郡別府村に生まれる。通称は叶屋新之丞のち新右衛門。生家は千石船七艘を有する
 富裕な廻船問屋だったが、瓢水の遊蕩乱費のため没落する。
 俳号は瓢水の他に富春斎(ふしゅんさい)や自得(じとく)等がある。
 宝暦12年(1762)05月17日(現在暦では07月08日) 旅先の大坂にて没。享年78歳。

作品:「手に取るな やはり野に置け 蓮華草」
「大阪の知人が、遊女を身請けしようとしていたのを、諫めて詠んだ句」
「亡き母の墓前で、孝行できなかったことを、悔いて詠ん
だ句」との説もあるとか。




「げんげ (文春文庫 新・酔いどれ小籐次) [文春文庫]
 北町奉行所から極秘の依頼を受けたらしい小籐次が、嵐の夜に行方不明に。
 おりょうと駿太郎、そして江戸中が小籐次の死を覚悟する。
 奉行所の依頼とは何だったのか、そして小籐次は死んでしまったのか!?
 シリーズ第十弾。


小籐次、死す!?

 久慈屋昌右衛門の供で伊勢詣でに行っていた小籐次が江戸に帰ってきた。
昌右衛門は念願の伊勢参りと墓参を叶え、隠居する決意を固めたようだ。
そんな折、北町奉行所の年番与力の米郷が、小籐次にたっての願いがあるとして
面会を求めてきた。
 その晩遅く、久慈屋の荷運び頭の喜多造は酔って千鳥足の小籐次を見かける。
天気が荒れているにもかかわらず、これから舟で望外川荘に帰るという小籐次を
喜多造は止めるが、小籐次はそのまま堀へと消えていった。
 ところが翌朝、小籐次が望外川荘に帰っていないことがわかる。そればかりか、
小籐次の小舟だけが石川島の人足寄場に流れ着いており、小籐次の蓑や破れ笠も川で
発見された。小籐次行方不明の報におりょうと駿太郎は半ば覚悟をし、
また江戸中の人々も小籐次の死を受け入れ、久慈屋の店先で弔いをするに至った。
小籐次の行方不明と、年番与力・米郷の頼み事は関係があるのか、
そして小籐次は本当に死んでしまったのか!?




 シリーズで最も緊迫した展開を迎える第十弾書き下ろし!

 北町奉行所から極秘の依頼を受けたらしい小籐次が、嵐の夜に行方不明に。
 おりょうと駿太郎、そして江戸中が小籐次の死を覚悟する。


んげ (文春文庫 新・酔いどれ小籐次 十)
佐伯泰英 (著)
税込価格:788円
出版社:文藝春秋
発売日:2018/02/09



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