銀の人魚の海

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そして、ミランダを殺す

2020-05-01 | 本、雑誌
図書館が閉まる前に予約で借りた。

ミステリーベストテン、18年の3位くらいか~

米、ピーター スワンソン著。
長編2作目。

Pハイスミスの影響を受けていて、初めに彼女の本を読んでいるところがある。
ハリウッドでの映画化も進められているそう。

主人公のリリー役が誰か?で決まりそう。

ヒッチコックの見知らぬ乗客、に少しだけ近い内容。

ミステリーで、この形式、構成は初めて読んだ。
そこが大きな特徴。

全編、4人のモノローグ、
3人は出たが、ラストになり、あと一人は誰の?

登場したのは彼だった。

リリーが3人の間に入る形式。

なので読みやすく、わかりやすい。

回想シーンも多いが。
抜粋。
「バージンを捨てるなら相手が自分を愛してくれる人でなければ
などど思うほど、私はバカではなかった。
でも~自分がその相手を愛していることは重要だった」

「彼は間違いなく君を愛しているといった~そしてバカみたいに私は彼を
信じたのだった」

結論はサイコキラーの話。

このサイコぶりは・・・

精神科治療でもなおせないだろう。

更生は無理。

上手くいきすぎているところもあるが、ラストはそこへ
着地したか~そうか~

ミランダという名もポイントでもある。


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