日本TV制作。
兵庫のある夫婦、40代で結婚。
3度の流産をし、やっとまた妊娠したが~
診断はダウン症だった。
妻は、福祉系の仕事~産みたいという気持ちになる。
夫はとても迷った。
元早稲田大学、アイスホッケー監督をしていた。
今はメーカーの営業。
夫婦はたくさん話した。
そして、ダウン症の子供を見て交流をするようになる。
夫もやっと産もうと決心する。
ダウン症は、筋力が弱く、心臓に疾患がある子がいる。
成長も遅い。
私も以前、ダウン症児と、かかわったことがあるので
見ていて、そうだね~と感じた。
誕生の瞬間!
妻は涙。これから大変と。小さいからだで。
でも生きてくれて良かった。
夫も嬉しそう。
成長はゆっくりだが、元気に大きくなった。
3歳前に、やっと歩けるようになる。
転勤で、東京へ引っ越し
6歳になった。
小学校はどこへ入れたら一番いいのか~?
夫婦で考える。
3つ選択があった。
普通学級、特別学級、特別支援学校。
特別支援学校へ行くように勧められた。
夫婦は別の学校を考え、さがしていく。
神奈川にある私立、聖ステパノ学園が受け入れていることを知った。
カトリック校、聞いたことはない。
東京からは少し距離がありそう。
一人での面接があった。
10月、初めてそこへ行くが、
泣いていやがり、部屋にも入れなかった。
結果は不合格だった。
夫はダウン症と聞いた時以来のショックという。
二人で、何が一番いいか、考える。
他の小学校への体験入学をさせようとするが、
それも行きたがらず
道路に座り込んでしまう。
いろいろ話し合い、聖ステパノの2次募集があるので、
もう1回、面接の練習、準備をして応募することにした。
模擬面接を妻の職場でする。
5分くらい座っていないといけない。
当日は無事終わり、合格の通知が来た!
やったね!
10月から2次募集までの3か月で
成長が見られたので合格だった。
ホッとする夫妻。
3月、卒園式で証書をもらう。
夫婦は涙。
夫は、幸せは人との比較ではない、という。
そう思う。
ただ、この夫婦は経済的に恵まれているので、
この選択ができたのかもしれない。
流産を繰り返し、妻の年齢のこともあったとは思う。
出生前診断でしょうがいがわかると、手術する夫婦が多いと言われている。
それぞれの夫婦の環境、考え方で決まるが、この夫婦は、
産んで幸せに、笑顔での日常になっていると思った。
6歳、これからもたくさんの試練はあると思うが、
進んでいってほしい。
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