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新潟県小千谷市の農業マンのブログです☆
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無農薬・無肥料/自然栽培米を作っています。

「ハサ掛け稲/脱穀/採種」2019.10.21『無農薬・無肥料/自然栽培田んぼ』

2019年10月27日 14時14分24秒 | 私の農業
自然栽培田んぼ。


ハサ掛けした稲。

乾燥が進んでこんな感じになりました。






ハウス骨組みに干した方はこんなデス。



ハサ掛け後に台風19号が来ましたが、稲が1束落ちた程度で全然大丈夫でした。


種籾の貯蔵できる水分になったのでハサから外して脱穀デス!!


こちらが「脱穀機」デス。



しかも足踏み式。

つまり


人力!!


中はこんな感じで回転部分に爪が付いています。



ペダルを足で踏んで勢いよく回転させます。(勢いよくね)



脱穀前の稲穂。


勢いよく回転させながら稲穂を投入!!(勢いを落としてはいけない)


すると、

回転している爪によって籾が弾かれどんどん取れて行きます。

↓↓こんな感じに。



籾が付いている稲穂は案外抵抗が有るのでけっこうな勢いが必要です。

ちょっとだけやるなら楽しいですが、まぁ、写真のハサの分ほぼ全部この機械でやったので、それはそれは疲れました(;´Д`)


ちなみに、

脱穀中手を離してはいけませんよ。

ワラが巻き込まれてしまいますから。

しっかり持っていないとワラが一本一本抜けていってしまいます。

なので作業を続けていると握力も段々無くなっていきますww


昔はこれがスタンダードだったのかと思うと、

昔の人ってスゲェー!!



脱穀が終わっても、ここで終わりではありません。

まだ2ステップあります。


次は「唐箕(とうみ)」で選別デス。


これが「唐箕」


見た目でお分かりいただけると思いますが。

ハンドルが付いていますね。


つまり、これも


人力!!


(脱穀機も唐箕も動力付き売ってますよ)


脱穀した籾はワラクズ等のゴミと混ざっているので、籾だけ選別します。

まずはふるいで大きなゴミ等は粗選別して取り除いておきます。



唐箕のハンドルを回すと風が送られます。

ハンドルを回したまま、上部から先ほどの籾を投入!!

すると、

軽いごみは飛ばされて、籾だけが下から出てきます。
(写真の唐箕の下についている2つの口から)

ハンドルを回す速度が速すぎると風が強すぎて良い籾まで飛ばされてしまうので、



この後の作業は写真を撮り忘れたので、昨年の様子をどうぞm(__)m
【「ハサ掛け米 脱穀・採種」 2018.10.22】


この後は「脱芒機(だつぼうき)」にかけます。

籾に付いている枝のようなものを取り除きます。

同時に、大きな粒だけになるように選別もします。


こうして来年用の種籾が確保できました\(^^)/


来年はまた自然栽培田んぼの面積を拡大する予定で、その分多くの種籾が必要になります。

昨年の倍の量を確保しました。

つまり

脱穀~選別の、この作業の量も倍でした。


一人で2日かかりましたね(^^;)


大変ですが何よりも「種」が大事ですから、

手間が掛かっても自家採種は続けていきます!!



しかし、

今後の面積拡大の事を考えると、もぅ少し簡単な方法を見つけておかなければ...。


よしっっ!!



それではまた☆


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「おぢや商工会議所だより」で紹介されました

FM新潟の「おぢやファンファンCHANNEL」「キラリ☆おぢやんしょ」のコーナーに出演させていただきましたm(__)m
↓↓ラジオ出演時の音源はYouTubeで聴けます
https://www.youtube.com/watch?v=RxJapfXA-RY

「米・食味分析鑑定コンクール 国際大会」に於いて
第19回
第20回
2年連続ベストファーマーの認定を頂きました

「無農薬・無肥料 自然栽培米」栽培の様子をまとめましたのでどうぞご覧くださいm(__)m
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