裏面~U太の本音の本音~

新潟県小千谷市の農業マンのブログです☆
主に私の農業を紹介しています♪
無農薬・無肥料/自然栽培米を作っています。

『種籾消毒-泥水消毒』2020.5.4「無農薬・無肥料/自然栽培米田んぼ」

2020年05月09日 03時31分59秒 | 私の農業
自然栽培米田んぼ。


種籾の消毒をしました。

種籾消毒の目的は、主に育苗の時期に発生する病気の予防です。


『消毒』となると、一般的には農薬を使いますが、私の自然栽培では農薬はもちろん使用しません。


田んぼの土と水で作った『泥水』を使います。

土の中の微生物の力で種籾を病原菌から守るということです。


昨年までは『温湯消毒』もやっていましたが、なかなか一度に大量に処理するのは難しいですし、
泥水消毒を何年かやってみて大体うまくいっているので今年はコチラを採用しました。


☆準備☆
種籾を網袋に入れておきます

材料
・田んぼの土
・水

道具
・スコップ
・コンテナ
・バケツ
・桶
・網(ゴミすくい用)
・ポンプ(泥水移し用)
・催芽機


まず、田んぼへ行って土を採取!

私は自然栽培歴の長いところを選びます。
また、土質の違う3カ所の田んぼから取ってきます。
あまり関係ないかもしれませんが、その方が微生物の種類も多いかなと思ってそうしています。


表面は草の種が多いので除去。


その下でなるべく表層の土を使います。
表層の方が微生物が多いようです。



このくらい。



水で溶き、泥水を作ります。
バケツで少しずつ作って桶に移した方がよく混ざります。


泥水完成!



しばらく置いておき、浮いてきた草の種やゴミを取り除きます。



催芽機に種籾を入れます。



泥水を催芽機に移します。



この時、上澄み液だけを移すように。
泥自体は入らないようにします。

私は魚の水替えポンプを使っています。


催芽機20℃設定で一日循環させます。





一日経ったら泥を軽く洗い流して浸種開始!



こんな感じです♪



微生物の力を使うという点では、有機栽培でも使える『生物農薬』というものも市販されています。
しかし、自然栽培では基本的には『他から持ち込む』ということはしないので、そういったものも使わず、田んぼにいる微生物の力を借ります。

植物は微生物と共生して生きているという事もあるので、早い内から田んぼの微生物と触れさせるという目的も有ります。

また『持続可能な農業』というのを一つのテーマとしていますので、田んぼで用意できるものは田んぼで。

出来る範囲で田んぼで完結!!


6日ほど浸種したら催芽します♪


それではまた☆


**************************************

【おすそわけマーケットプレイス/ツクツク】
「ミノリ農産オンラインショップ」

【ニイガタ025】
楽天市場
「自然栽培こしひかり」
「人参ジュース/雪美人」
ヤフーショッピング
「自然栽培こしひかり」


**************************************


「おぢや商工会議所だより」で紹介されました

ラジオに出演させていただきましたm(__)m
「おぢやファンファンCHANNEL」「キラリ☆おぢやんしょ」のコーナー
↓↓音源はYouTubeで聴けます
https://www.youtube.com/watch?v=RxJapfXA-RY


::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

「米・食味分析鑑定コンクール 国際大会」
に於いて

第19回
第20回
2年連続ベストファーマーの認定を頂きました

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::


「無農薬・無肥料 自然栽培米」栽培の様子をまとめましたのでどうぞご覧くださいm(__)m
2020(令和2年)
2019年度(平成31年・令和元年)
2018年度(平成30年)
2017年度(平成29年)
2016年度(平成28年)
2015年度(平成27年)
2014年度(平成26年)
2013年度(平成25年)
2012年度(平成24年)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿