愛がなくても喰ってゆけます。

よしながふみのコミックス

フィクションと断ってはいるものの
登場人物はＹながとかＳ原とかになっていて
ほぼエッセイだと思わせる
計１５軒の料理屋での料理紹介漫画である

この人の漫画はやたら食べ物の描写が詳しい
と思っていたら食いしん坊、もとい食通だったのね
食材に料理法あまねく表現細やか
世の中こんなに食べながら語る人がいるのね

食べるのは好きだけどせいぜい
「うんまいね～～」で終わっちゃう私には
感心しきりのセリフの数々

そしてまた紹介されているお店のエリアが
馴染みだったりするので
地図を見ると「あのあたりなんだ～」って
道が浮かんできたりするし
「も、もしかしてこれはあの店？」
なんてドキドキしちゃったりもした
結局一つも知ってる店はなかったけどね

機会があったら行ってみたいな
でも混んでるんだろうな
５月５日に第１刷発行で１５日でもう第２刷ってことは
結構売れている本なんだろうか