メイが細菌性そのう炎と診断されてから一週間。(前回の話は
こちらから)
吐き戻しは既に治まっていたので
気楽な気分で再びクリニックへ。
しかし、そのう検査をすると、前回の細菌はいなくなったものの、
今度はカンジダ菌が増殖してました。
カンジダ菌とはカビの一種で、
保菌していたとしても普段は免疫で抑えているので問題はなく、
しかし免疫力が低下したときに急速に増殖して病原性を発揮します。
メイの場合は、抗生剤を飲むことによって逆に増殖したのでした。
しかし一週間でこれだけ増えるか?というほどに増殖しており、
既にカンジダ菌が発芽して根を下ろしてるものもありました。
この増え方は異常で、他に原因があるはずだと言われ、
それは、保温が徹底されていなかったことが
大きな要因だったようです。
その頃は寒暖の差が激しかったので
ケースの中にはひよこ電球を入れてましたが、
挿餌の時に外に出す、その室温が低かったようです。
鳥は急激な温度変化についていけないのです。
メイは発熱することに体力を奪われて免疫力が低下し、
菌に負けたのでしょう。
ということで、今度は抗真菌剤を処方されました。

(抗真菌剤・イトリゾール)
これは肝臓に負担をかける薬なので、
短期集中できっちり治さないとならないとのこと。
空腹時に投薬するため餌に混ぜてやることができず、
心を鬼にして、嫌がるメイに朝晩飲ませる毎日が続きました。
ごめんね、ごめんねと言い続けながら…。
そして5日後、再びクリニックを訪ねると・・・
カンジダ菌はいませんでした。そのう検査も糞便検査もOK
悪さをしない常在菌がちょっと多いけれど、
これは酸味のあるフルーツや多くの野菜を食べさせていれば
自然と元に戻るでしょう、とのこと。
よかった・・・・・・・・・・・・。
嬉しい気持ちよりも、ほっとしてうずくまりたいような気持ちでした。
とにかく、今回メイをそのう炎にした全ての原因は
私の給餌のタイミングの悪さと、
病気なのに保温の徹底がなされてなかったこと。
何の言い訳もできません。
ごめんねメイ・・・。
でも、治ってくれてありがとう・・・。
生きててくれてありがとう・・・。
頑張ったメイは薬で頬がカピカピです・・・