魔法少女リリカルなのはStrikerS
6話「進展」感想
ヴィータ参加、より厳しく訓練は続く
陸士108部隊ゲンヤとギンガ
見え始めた敵、Drスカリエッティとは?
(以下本編&メガミマガジン版コミックのネタバレ有り)
今回も感想のみです
○初めての戦いは、やっぱりピンチの連続だったけど。
歩き出した子供達はちゃんと自分で進んで行ってる...
○機動六課本舎。
リィン2は前回初出動の日記をつけていました。
ガジェットドローン撃退、レリック(刻印9)は無事回収し中央ラボで研究補完。
隊長はやて、後見人クロノ提督、聖王教会騎士カリムも満足の結果。
なにはともあれ大成功の結果だったようです。
「休憩はんぶん、お仕事はんぶん」
魔法生命体で、うまれて8年近くしか経っていないリイン。
彼女にも日記を付けるという私生活、プライベートがあるっていうのがいいですね。
それはそうと今回の「レリック」は密輸ルートとのこと。
ということは「欲しがる者」と「密輸をする物」そして「ドローンを使い奪うもの」この三者がいる事に。
前回の謎の白衣の男はまちがいなく3番目「奪うもの」にあたるんでしょうが、1番目「欲しがる者」もけっこう重要ではないでしょうかね?
それが今だ明かされないレリック本来使い道を知っているのか...それとも単純に「ロストロギアだから集めたい」類いの、コレクターなのかはわかりませんが。
そのころ、六課フォワード新人ズは先輩達も加わった訓練をうけていました。
スバルはヴィータから「フロントアタッカー」の心得を学びます。
最前線を単騎で相手を崩したり防衛ラインを死守して味方の呪文詠唱を時間を稼ぐ。
しかし味方の負担にならないよう、簡単に負けない「生存率の高さ」も要求される。
まさにヴィータが教えるにぴったりのポジション。
A's1話ではなのはもこの突破力にしてやられたわけで。今だになのはのバリアジャケットまで粉砕したのは彼女しかいません。
「グラーフアイゼンにぶっ叩かれたくなかったら、しっかり守れよ」
スバルの憧れはなのはでしょうが、良い師匠になりそうです。
エリオ、キャロ組はフェイトから「ガードウイング」「フルバック」の基本を。
防御力の乏しい二人は弾に当たらない事。それには同じ場所にいない、狙わせない、そしてスピードを使った「反応と回避」を基本から教えます。
素早く動いて攻撃やサポートを行うのがその役目。
スピード、というとエリオは当てはまる様な気がしますが、高速で動くキャロはちょっと想像がつかないなあ。
ソニックムーブのような高速移動魔法を今後おぼえるんでしょうか?
そしてティアナはなのはから「センターガード」の特訓を。
相手の攻撃を避けていたのでは仕事にならない、いかに全てを見渡し、迎撃し、有効な射撃を撃つ事がその役目。
「バレットレフトV、ライトRV」
これは右ヴァリアブルシュート、左は誘導系でしょうか?
自分に近いタイプの教え子ということで、なのはも心なしか嬉しそう。
そんな訓練を見守るシグナムとヴァイス空曹。
シグナムは「自分は古い騎士だから、教える事は無い」と言います。
彼女もどちらかといえばフロントアタッカー+足の速い攻撃専門ガードウイングな印象ですしね。それならヴィ-タとフェイトがいることですし邪魔をすることもないだろうという判断でしょう。
「戦法など近づいて「斬れ」といしか言えん」
まさに究極。彼女は教官というよりジェダイの騎士のような一子相伝の「師匠と弟子」の関係なら似合うと思いますヨ。
午前の訓練も終わって新人ズは昼食タイム。
みんなが食べているのは大皿に目一杯盛られた、山盛りのパスタ。スゴイ量だなあ(笑)
しかしあの訓練じゃお腹すくんだろうな。消化が良くって早くネネルギーになる、おそらく新人ズ専用のメニューに違いない。
でもみんなお行儀いいなあ...もっとガッツいてもいいのに。キャロが口の周りを赤くしながら食べてたらかわいいと思うよ。
会話から解ったのは、やはりスバルはこちらの世界(第97管理外世界)の血を引いていること。父方のナカジマ家ご先祖様がミッドチルダにきたようですね。
なのはのようにスカウトされたのか、それとオーラロード開いたのか(笑)...原因はわかりませんが、もしかしたら魔導師だったのかも知れません。
スバルもこちら世界には来た事がないようですし、今度発売のStSサウンドステージVol1では海鳴市にきた彼女が、どんな反応をするのか楽しみです。
そしてエリオの過去も少し解りました。
キャロよりは早く管理局の保護施設にいたとのこと。そのためかフェイトととの出会いは速く、物心ついたときから何かと面倒を見てもらっていたようです。
フェイトも同じように過去家族の事で「ちょっとだけ寂しい思いをしていた」けど「温かくて優しい手に救ってもらった」とエリオには話しているんですね。(ファーストシーズンを見ていると、「ちょっとだけ」どころでは無いんですが)
しかしエリオ、そんな環境がよかったのか、まぶしいほど素直に真っすぐ育ってますねえ。
今日のスバティアは念話でティアナに「バカ」と突っ込まれるスバル。念話は二人しか通じていない専用チャンネルなんでしょうか。
そういえばミッドチルダでは携帯電話って出てこないですから、これが替わりかな?
○Bパート。
陸士108部隊でははやてがゲンヤに、レリック密輸ルートの捜査依頼をしていました。
はやて曰く「地上の事は地上部隊に」
確かにその理由はゲンヤの言う通り筋は通ってますが...これは六課以外の本局機動課内部の捜査を、あまり信用していないというはやての考えでしょうか?
内通者、協力者、いろいろ考えられそうです。
六課担当はフェイト、そして108部隊の担当官は二人のうち一人はスバルの姉ギンガに。彼女にとってもフェイトは憧れの存在のようで、力がはいります。
そしてリィンからデバイスが供与の申し出があります。
スバルと同じタイプで、フェイトと一緒に走り回れるように、ということはマッハキャリバーと同じローラーブーツタイプなんでしょうね。
これは誓い将来バリアジャケット姿のギンガの活躍をみることができそうです。
時空管理局、地上中央本部。
フェイトは前回がジェットドローンの残骸を調査中にある物を見つけ、そこから今回影に暗躍する人物を導き出します。
ドローン動力部から見つかったのは「ジュエルシード」
まさかのロストロギア。これはファーストシーズンにでた物と同一なんでしょうか?
21個中12は管理局で保管、のこり9個はプレシアとともに虚数空間に消えています。
はたしてこれはそのどちらかの物なのか、それとも次元震を引き起こした物にしては少しパワー不足な気もしますし...複製品、レプリカということも。
そしてジェイル.スカリエッティという名前のプレート。
「Dr」の二つ名を持ち、ロストロギア犯罪で指名手配中の一級犯罪者。
得意は生命操作や生体改造...というとやはりプロジェクトFに執着持つのもわかります。
六課サイドからはわかりませんが、見ているほうからは彼がドローンを使っているのは解っていますからね。
わざわざ署名するところに驕りと、自己顕示欲の強さが見て取れます。
フェイトは数年前から彼を追っているようです、それになのはとも因縁浅からぬ、といった雰囲気。
はやてとゲンヤ、ギンガは夕食を共にしていましたが、そこはなんと和風居酒屋(笑)メニューも日本語。単位は\?
どうやら人間だけでなく、こちらの日本文化もミッドチルダに相当伝わっているようです。
そういえばリンディ提督の個室は和風だったし、いつも緑茶だったなあ。
フェイトの連絡で夕食は中断、支払いを申し出るはやてに、伝票を取り上げるゲンヤ。ということで店の支払いは彼持ちとなります。
はやてならワリカンで...といいそうですが今回は甘える事にしたようです。
目上を立てて、ともとれますが、もしかしたらゲンヤは彼女に取って甘えられる数少ない存在なのかもしれませんね。
そして白衣の男=Drスカリエッティが登場。
おそらく前回の施設の仲を歩く彼。その左右にはNo.の付いた水槽に納められた人間(主に女性)が浮かび、そして意味ありげに中身のない水槽が二つ。
彼は通信で「ゼスト」と「ルーテシア」が可動したとの連絡を受けています。
「クライアント」からむやみに支援などの手を出すな、との通達を受けますが「自立可動したドローンは完全制御下といえず、勝手にレリックにあつまる」そして「二人は貴重なレリックウエポンでその行動を観察する」とうそぶきます。
opに出ている少女はルーテシア、そして大男がおそらくゼスト。かれらは「レリックウエポン」
製作したのはDrスカリエッティ。
製作以来者「クライアント」
まとめるとこんなところでしょうか?
どうやらレリックはそれを使って何かをするというより、レリックウエポンなる生体兵器の材料だと予想できます。
そして「クライアント」これは前述の「レリックを欲しがる者」とはまた別人かと思われますが、どんな理由でレリックウエポンをDrに依頼したのかは謎ですね。
研究資金と他世界の施設を提供出来る大きな存在。ドローンなどは極々末端の存在でしかないようです。
六課の敵はこれからレリックウエポン、最終的に隠れた「クライアント」の存在をあぶり出すことになるのかもしれませんね。
六課訓練場。
夜の訓練終了を告げるなのはに、ヴィ-タは「もっと厳しくしなくていいのか」と訪ねます。
コレは内容ではなく、立ち振る舞いってことでしょうね。
「サー.イエッサー」から始まって、歩き方、上官に体する態度、話し方など軍隊物の映画などでは新兵は徹底的に叩き込まれますから。
しかしなのはが行っているのはそうではなく「戦技教導」
細かい事を叱るより、演習で徹底的に打ちのめし、強くなりたいと願う者に、より強くなる方法を教えること。
このあたり、時空管理局がまんま軍隊ではなく警察や消防所(レスキュー)の雰囲気も組合わさっているというところもあるんでしょうね。
「ヴィータちゃんも良く出来てたよ」と頭をなでるなのは。
A'sの時はこういう二人の仲の良い描写って無かったですからね、和みます。
そしてヴィータもなのは後ろ姿を見つめながら、必ず護る、と誓うのでした。
○今回は訓練シーンを通じて、チームそれぞれの役割を分かりやく解説していましたね。
ちょっと言葉では解りにくいそれぞれの役目。
前作前々作では集団でも基本一対一、単騎で戦う事がおおかったですが、今回はチーム。
いわば単体の仮面ライダー的ヒーローものから、戦隊のような集団ヒーローものへと移り変わりを目指していると思います。
(RPGのパーティ戦闘といっても良いかもしれません)
当然今後この役割が劇中でしっかり描かれることを期待していますよ。
そして108部隊からはギンガも加わって、さらに集団劇の様相になったきました。
捜査の側から六課を助けてくれることをでしょう。
将来的には姉妹のダブルリボルバーナックル、もしくは敵に捕まって洗脳→姉妹ナックル対決も見たい所です。
○今回もネタ絵が間に合いませんでした。
不完全変型スバル←リボルバーナックル清書原稿を作成していたんですけどね。
6月のイベント「リリカルハート」に間に合えば、不完全変型シリーズのプレ本を出したいとおもいます。
○次回、ホテルアグスタのオークションを狙うドローン、ということはレリックが出品される?
そして、ようやくユーノ君も再登場!会話している後ろ姿はヴェロッサ?
隊長ズのドレス姿も披露。
楽しみです。