今回は元歌が女性ヴォーカリストの曲だけどそれを男性ヴォーカリストがカバーしている曲をご紹介したいと思います。勿論ライブ映えすること間違いなしの曲です!
1回目はThe Supremesのカバー曲を3曲ご紹介します。
The Supremesの名前とヒット曲の数々は知っています。でもメンバーは誰?と聞かれても正直僕はDiana Rossしか思い浮かびません。
The Supremsは女性3人によるアメリカのスーパーグループです。
1959年年に結成された当初はメンバーは4人でしたが1961年にモータウンと契約した頃にはDiana Ross・Mary Wilson・Florence Glenda Ballardの3人になりました。
グループの活動自体は1977年まで続いていますが全盛期は1964年からDiana の脱退する1969年まで。Dianaが脱退するまでに12曲の全米No.1を獲得しています。正にスーパーグループですね。
それでは早速彼女たちの残した名曲のカバーをご紹介しましょう!
◆Where Did Our Love Go◆
🎤J.Geils Band🎤
アメリカのローリングストーンズとも言われたJ.Geils Bandが見事にロックナンバーとしてカバーしています。出だしのマジック・デックのマウスハープが実に印象的で効果的です。
ライブアルバムBlow Your Face Outに収録されています。Peter wolfはロックンロールやR&Bだけでなくモータウンサウンドも自分のものとして歌いこなしているのは流石としか言いようがありません!
*Supremes Version*
Supremesの初の全米NO.1獲得した曲です。
Dianaの声がキュートで良いですね。あくまでもポップスの王道を行く曲だと思います。
◆You Can't Hurry Love◆
🥁 Phil Collins🥁
Genesisのフロントマンとして又ソロアーティストとして2足の草鞋で80年代から90年代にかけて大ヒット連発しました。
85年のライブエイドではイギリスでのライブを終えコンコルドに乗ってアメリカでもまたライブをすると言う離れ業もやりましたよね。
ドラマーとしても大活躍、エリック・クラプトンやロバート・プラントのバックをしたりアースのフィリップ・ベリーとのコラボEasy Loverでも大ヒットを飛ばすなどこの頃のPhiiは向かう所敵なし状態でした。
Phil の2ndソロアルバムHello, I Must Be Going!に収録されていて全英1位・全米10位を獲得するヒットとなりました。
Philの歌うモータウンサウンドもなかなか味があって個人的には好きなナンバーです。
*Supuremes Version*
Dianaのキュートな声に乗せてポップな展開になっている典型的なモータウンサウンドの曲。勿論全米No.1を獲得!
◆Keep Me Hanging On◆
🥁Vanilla Fudge🥁
アメリカのバンドでSupremesのこの曲のカバーがヒットした事とメンバーにドラマーのカーマイン・アピスと今年亡くなったベーシストのティム・ボガードがいることくらいしか知りませんでした。
彼らの唯一の全米TOP 10ヒットです。全米6位
を獲得しています。
出だしキーボードからドラマチックな展開を見せ正にロックバンドのナンバーに仕上がっています。
Rod Stewartもカバーしていますが、RodのVersionはドラマーのカーマイン・アピスがバックバンドにいたせいかこのVanilla Fudgeのバージョンを踏襲しています。
*Supremes Version*
あくまでもDianaメインのポップな仕上がりの曲になっています。勿論この曲も全米1位に輝いてます!
こうして元歌が同じグループのものであってもカバーするアーティストの個性がそれぞれ出ていて面白いですね!
今日も1日よろしくお願いします🙇♂️
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