僕は本当にホームステイのおじいさんやそのお世話をする家族のお世話になっています。
朝昼晩の食事はもちろん、精神的にも。
活動で大変なことがあっても、こうして現地の方と一緒に住んで、その人達の心に残ることだけでも、自分がここにいる意味があると自分で自分を納得させることもあります。
もちろん、文化や習慣の違いがありますが、それがあるからこそ、ホームステイをする意味があるのではないかと思っています。
そんな家族にできることは、食事の後に皿洗いなどをすること、おじいさんと日本語色々な話をして情報交換すること、それを通して家族が日本のことを知ることなど限られていますが、その一つが僕が日本人が食べる料理を作ること。
今まで、ざる蕎麦・温かい蕎麦・素麺・焼きそば・焼きうどん・お好み焼き・親子どんぶり・チャーハン・肉じゃが・すき焼き・麻婆豆腐など作ってきました。日本食を作るのは限界があるので、中華も入っています。
この間、大きな味噌を買ったので、2回続けておみそ汁を作りました。
具は豆腐。
こうして僕が食事を作ると、普段は別々に食べるポンペイの家族もおじいさんの「集まりなさい」の声と共に集まって、みんなでお祈りをして食事をします。
ポンペイでもみそ汁は定番ですが、もっと味が薄くて、スパイス程度にきかすだけ。
おじいさんは日本統治時代にいろいろな日本食を食べてこられたので、味も内容もごまかせません。
前に肉じゃがを作ったときに説明しにくいので、僕が「これはすき焼きみたいなものです」と言ったら、「うそだ、すき焼きはこうして鍋を囲んで肉をつついて食べるんだ」と言われてしまいました。
今回、豆腐のみそ汁を作ると「昔は豆腐屋さんが豆腐豆腐って言いながらラッパをならして売りに来て、入れ物をもって買いに人が集まったもんだ」と話してくださいました。
豆腐屋さんがラッパを吹いて売りに来ていたことなんて、今の日本人でもどれくらいの世代だと理解できるのでしょう。
私ももちろんリアルタイムでは知らずに、話をきいただけですが。
おじいさんの話を聞くと、このポンペイには兵隊だけが駐留したのではなく、たくさんの日本人が日本の町を形成して、当時の日本そのものの暮らしをしていたことがわかります。
日本が南の島を占領していたというと、どうも日本兵のみが頭に浮かびますが、それはこのポンペイの実情とは違うようです。
こうして、日本食を作ることでまるでおじいさんが運転するタイムマシーンにのって、60数年前の日本統治時代のポンペイへと僕らはタイムトリップできます。
これからも料理を作る度に昔の日本そのままのようなポンペイへタイムトリップできることを楽しみたいと思います。
朝昼晩の食事はもちろん、精神的にも。
活動で大変なことがあっても、こうして現地の方と一緒に住んで、その人達の心に残ることだけでも、自分がここにいる意味があると自分で自分を納得させることもあります。
もちろん、文化や習慣の違いがありますが、それがあるからこそ、ホームステイをする意味があるのではないかと思っています。
そんな家族にできることは、食事の後に皿洗いなどをすること、おじいさんと日本語色々な話をして情報交換すること、それを通して家族が日本のことを知ることなど限られていますが、その一つが僕が日本人が食べる料理を作ること。
今まで、ざる蕎麦・温かい蕎麦・素麺・焼きそば・焼きうどん・お好み焼き・親子どんぶり・チャーハン・肉じゃが・すき焼き・麻婆豆腐など作ってきました。日本食を作るのは限界があるので、中華も入っています。
この間、大きな味噌を買ったので、2回続けておみそ汁を作りました。
具は豆腐。
こうして僕が食事を作ると、普段は別々に食べるポンペイの家族もおじいさんの「集まりなさい」の声と共に集まって、みんなでお祈りをして食事をします。
ポンペイでもみそ汁は定番ですが、もっと味が薄くて、スパイス程度にきかすだけ。
おじいさんは日本統治時代にいろいろな日本食を食べてこられたので、味も内容もごまかせません。
前に肉じゃがを作ったときに説明しにくいので、僕が「これはすき焼きみたいなものです」と言ったら、「うそだ、すき焼きはこうして鍋を囲んで肉をつついて食べるんだ」と言われてしまいました。
今回、豆腐のみそ汁を作ると「昔は豆腐屋さんが豆腐豆腐って言いながらラッパをならして売りに来て、入れ物をもって買いに人が集まったもんだ」と話してくださいました。
豆腐屋さんがラッパを吹いて売りに来ていたことなんて、今の日本人でもどれくらいの世代だと理解できるのでしょう。
私ももちろんリアルタイムでは知らずに、話をきいただけですが。
おじいさんの話を聞くと、このポンペイには兵隊だけが駐留したのではなく、たくさんの日本人が日本の町を形成して、当時の日本そのものの暮らしをしていたことがわかります。
日本が南の島を占領していたというと、どうも日本兵のみが頭に浮かびますが、それはこのポンペイの実情とは違うようです。
こうして、日本食を作ることでまるでおじいさんが運転するタイムマシーンにのって、60数年前の日本統治時代のポンペイへと僕らはタイムトリップできます。
これからも料理を作る度に昔の日本そのままのようなポンペイへタイムトリップできることを楽しみたいと思います。