尊敬すべき人
昨日のおじいさんの息子さんのケンカは、思ったほど酷い事にはならなかったようです。
怪我をしたイケナシさんはその日のうちに家に帰ることが出来たそうです。
警察に捕まったというレオンさんがどうなったのか、まだ聞けていないのですが。
どうやら、レオンさんはお酒を良く飲む人で、弟のイケナシさんがよく注意をしていたそうです。でもレオンさんは弟のイケナシさんから言われるのが嫌な様でよく口論になっていたそうです。
こんな風に家族のことなどいろいろなことを僕が知るのは、実はおじいさんではありません。
同じ敷地に住む、おじいさんのお孫さん(おじいさんの長男の長男)であるコスタンさんです。
お孫さんといっても僕より年上です。
こんな話をする時間の多くは、朝の早い時間。
一応、家で一番早起きなのは僕とコスタンさん。
コスタンさんは、ビレッジというポンペイ一番のリゾートホテルのチーフコックさんです。
もう20数年勤めていて、最初は皿洗いから始めたそうです。
努力家のアモールファミリーの血をしっかり受け継いでいます。
コスタンさんは仕事が早い時は6時―7時ごろ家を出ます。
その時はゆっくり会えないのですが・・・・
ちなみに、僕は朝起きると、やかんに雨水をいれて、灯油のコンロでお湯を沸かして、ポットに入れます。
ポットのお湯は、家族がコーヒーを飲んだり、ラーメンを作ったりするときに使います。
お湯がわく間に、食卓をきれいにして、食堂の掃き掃除、そして鶏に米をあげます。
そうしていると仕事が朝一番でない時は、コスタンさんが起きてきて、一緒にコーヒーを飲みます。
「やっぱりUCCはおいしいね」といいながら。
なぜならコスタンさんのお父さん(おじいさんの息子さん)は、ハワイのUCCコーヒーに勤めています。
それを聞いてから僕はいつもUCCのコーヒーを買っています。
昨日の兄弟同士のケンカでもコスタンさんは「僕はいつも子供たちに言っているんだ、兄弟仲よくってね、そしてジュン(長男)クリストバル(次男)アイセイアイ(三男)の順番だぞって」。昨日は家族で海水浴に行っていたそうです。三男のアイセイアと長女のマリアンを連れて。そこでも足ひれ(フィン)が一つしかなくて、アイセイアが「僕のだぞ」と怒ったそうですが、一つしかないときは順番に使わないとだめだと教えたそうです。
僕は思わず、「そうですね。そういう経験って大切ですね」と伝えました。
「日本ではすぐにそういうことになると、もう一つフィンを買うことで解決しようとするけど、それはサカナカン(よくない)」と。
今日も昼間家に帰ると、草刈機の音。この間から芝生が伸びたと思っていたのですが、さすがコスタンさん見逃しません。他にも近くの家の洗濯機を修理したり、教会では日曜日に歌を歌う集団に入って一緒に歌ったりしています。
そして、奥さんと子供さんを誰よりも愛しています。
彼はやはりおじいさんの長男の長男(つまり跡取り)として育てられて、アモールファミリーで大切に受け継いでいく心をしっかりと養われたのだと思います。
家族を大事にし、周りの人に優しく、でもしっかりとプロとして責任を持って常に一生懸命に働き、こつこつと一つのことをきわまる。僕はそんな彼が大好きです。
今日も僕がお祖父さんを励ます意味で作った温かいそばをおいしそうに食べてくれました。
そしてその後、少し家におじゃまして家族団らんの姿を見て、本当に子どもと一緒に過ごすことがこの人の生き甲斐なのだと実感しました。
まさに幸せを絵に描いたように思えました。
この家族と暮らし始めて、本当に結婚って、新たな家族を持つ事って素晴らしいことなんだと思いました。(実現するのはなかなか難しいですが)
今、このウー村に尊敬すべき男性が3人です。
一人はお祖父さん、一人は仲間が勤めているサラダックの校長先生、そしてコスタンさんです。
周りの人に尊敬がもつことができ、目標にしたいと思える人がいることは、大きな喜びです。
昨日のおじいさんの息子さんのケンカは、思ったほど酷い事にはならなかったようです。
怪我をしたイケナシさんはその日のうちに家に帰ることが出来たそうです。
警察に捕まったというレオンさんがどうなったのか、まだ聞けていないのですが。
どうやら、レオンさんはお酒を良く飲む人で、弟のイケナシさんがよく注意をしていたそうです。でもレオンさんは弟のイケナシさんから言われるのが嫌な様でよく口論になっていたそうです。
こんな風に家族のことなどいろいろなことを僕が知るのは、実はおじいさんではありません。
同じ敷地に住む、おじいさんのお孫さん(おじいさんの長男の長男)であるコスタンさんです。
お孫さんといっても僕より年上です。
こんな話をする時間の多くは、朝の早い時間。
一応、家で一番早起きなのは僕とコスタンさん。
コスタンさんは、ビレッジというポンペイ一番のリゾートホテルのチーフコックさんです。
もう20数年勤めていて、最初は皿洗いから始めたそうです。
努力家のアモールファミリーの血をしっかり受け継いでいます。
コスタンさんは仕事が早い時は6時―7時ごろ家を出ます。
その時はゆっくり会えないのですが・・・・
ちなみに、僕は朝起きると、やかんに雨水をいれて、灯油のコンロでお湯を沸かして、ポットに入れます。
ポットのお湯は、家族がコーヒーを飲んだり、ラーメンを作ったりするときに使います。
お湯がわく間に、食卓をきれいにして、食堂の掃き掃除、そして鶏に米をあげます。
そうしていると仕事が朝一番でない時は、コスタンさんが起きてきて、一緒にコーヒーを飲みます。
「やっぱりUCCはおいしいね」といいながら。
なぜならコスタンさんのお父さん(おじいさんの息子さん)は、ハワイのUCCコーヒーに勤めています。
それを聞いてから僕はいつもUCCのコーヒーを買っています。
昨日の兄弟同士のケンカでもコスタンさんは「僕はいつも子供たちに言っているんだ、兄弟仲よくってね、そしてジュン(長男)クリストバル(次男)アイセイアイ(三男)の順番だぞって」。昨日は家族で海水浴に行っていたそうです。三男のアイセイアと長女のマリアンを連れて。そこでも足ひれ(フィン)が一つしかなくて、アイセイアが「僕のだぞ」と怒ったそうですが、一つしかないときは順番に使わないとだめだと教えたそうです。
僕は思わず、「そうですね。そういう経験って大切ですね」と伝えました。
「日本ではすぐにそういうことになると、もう一つフィンを買うことで解決しようとするけど、それはサカナカン(よくない)」と。
今日も昼間家に帰ると、草刈機の音。この間から芝生が伸びたと思っていたのですが、さすがコスタンさん見逃しません。他にも近くの家の洗濯機を修理したり、教会では日曜日に歌を歌う集団に入って一緒に歌ったりしています。
そして、奥さんと子供さんを誰よりも愛しています。
彼はやはりおじいさんの長男の長男(つまり跡取り)として育てられて、アモールファミリーで大切に受け継いでいく心をしっかりと養われたのだと思います。
家族を大事にし、周りの人に優しく、でもしっかりとプロとして責任を持って常に一生懸命に働き、こつこつと一つのことをきわまる。僕はそんな彼が大好きです。
今日も僕がお祖父さんを励ます意味で作った温かいそばをおいしそうに食べてくれました。
そしてその後、少し家におじゃまして家族団らんの姿を見て、本当に子どもと一緒に過ごすことがこの人の生き甲斐なのだと実感しました。
まさに幸せを絵に描いたように思えました。
この家族と暮らし始めて、本当に結婚って、新たな家族を持つ事って素晴らしいことなんだと思いました。(実現するのはなかなか難しいですが)
今、このウー村に尊敬すべき男性が3人です。
一人はお祖父さん、一人は仲間が勤めているサラダックの校長先生、そしてコスタンさんです。
周りの人に尊敬がもつことができ、目標にしたいと思える人がいることは、大きな喜びです。
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