南の島で幼稚園の先生になろう!

帰国しました。日本で元気に職場復帰しています。

BEST FRIEND&FOCUS

2006年09月28日 | ミクロネシアの小学校
昨日は参観に来てくれた方たちと一緒に隣のサラダック小学校に仲間の隊員の算数の授業を見に行きました。

8年生の算数です。(ミクロネシアの小学校は8年間あります)
最初は昨日したテストの答えあわせから。
テキパキしたスピードで、堂々と教えるのでびっくり。
何せ、彼は今年大学を卒業したばかりなのですから。

その後、素数などを教えていました。

彼はまだ年齢は22歳でスポーツ大好きの本当に爽やかな奴です。
ちゃんと大人とも話ができるし、でも子どもみたいにいつも現地の子どもと一緒に走り回って遊んでいます。

今度もスポーツアクティビティーも一緒に協力し合いますし、算数プロジェクトも一緒、ついでにウクレレも一緒に練習し、週末も一緒にいることが多いから、今一番多くの時間を一緒に過ごしている仲間です。

いつも元気いっぱいで、そして常に前向きで、「僕が22歳のときはこんなに人間ができていなかったなあ」と思わせてくれます。

年は違うけど、僕にとってBEST FRIENDです。
お互い経験や年齢が違うことで、変に競うことがなく、互いに言いたいことが言えるように思います。

でもそのすがすがしい授業の中にもきっとたくさんの彼の努力があるのだろうと思います。

なかなか人の授業を見ることはありませんが、とてもいい刺激になります。
また、今行っている算数プログラムのいい資料にもなります。

例えばポンペイの子供たちが行っている算数の教科書は英語です。
文章問題も英語ですし、そこに出てくる事例はアメリカ人には理解できても、ポンペイの子供には理解しにくいというか実感が伴わないものです。

それをポンペイのサカオやバナナ、大好きなバスケットやビー玉に置き換えると子供はすぐにわかります。

それこそ、今僕たちが取り組んでいる「FOCUS」

つまり、当たり前のことですが、教えることを焦点化すること。
それ以外の部分は、教師が臨機応援に取り除き、シンプルにじっくり教えるというスタイルです。とてもシンプルですが、教師がしっかりと意識で取り組まないと「FOCUS」できません。ねらいという風に捉えてモラルといいかもしれません。

これからも仲間と互いに刺激しあって、また協力し合って互いに高めあいたいと思います。

尊敬という言葉とは少し違うのかもしれませんが、互いに高めあえる、互いに思いが感じあえる友、きっとこの協力隊でしか、感じられない思いをたくさんこれからも共有していきたいと思います。そんな気持ちをいっぱい持たせてくれる、とても素敵な仲間です。

そんな仲間とこのポンペイでもそしてこれから一生の友になれればと思っています。


ポンペイ算数プログラム。

問題はいっぱいあります。
例えばポンペイの子供たちが行っている算数の教科書は英語です。
文章問題も英語ですし、そこに出てくる事例はアメリカ人には理解できても、ポンペイの子供には理解しにくいというか実感が伴わないものです。

例えば問題の問いをポンペイのサカオやバナナ、大好きなバスケットやビー玉に置き換えると子供はすぐにわかります。

それこそ、今僕たちが取り組んでいる「FOCUS」

つまり、当たり前のことですが、教えることを焦点化すること。
それ以外の部分は、教師が臨機応援に取り除き、シンプルにじっくり教えるというスタイルです。とてもシンプルですが、教師がしっかりと意識で取り組まないと「FOCUS」できません。ねらいという風に捉えてモラルといいかもしれません。

これからも仲間と互いに刺激しあって、また協力し合って互いに高めあいたいと思います。

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