Mieko Carey

Hafa A dai!

Tagman Triathlon

2012-04-02 21:51:16 | 日記
3月最後のタガマントライアスロンが無事終了しました。

グアムからの3連戦、同じ顔ぶれの女子プロ4人でのレースに加え、タガマンは日本から女子1名、アメリカからもう1名を加え女子プロ6名のレース。

結果は3位でした。今月の締めくくりとしてはよかったです。


3月31日

サイパン


昨日からの雨、風の影響が本日も。

レース前から小雨が降り、やはりサイパンのサンゴでできた路面が心配。

今回は日本からスペシャル応援団として姉と2人の姪っ子がサイパンに来てくれました。もちろんがんばってレースをしているところを見せたいという気持ち、笑顔でゴールをしたいという気持ちが募りました。


朝6時、まだやっと朝日が出てきて、やっとのことブイが見える?!という状況の中プロは2分先にスタート。

1周1キロのコースを2周。

先週のエクステラのスイムに比べてそうと波、流れが無い海で泳ぐことが。今年のレース展開”スイムですべてを出し切らない!”を頭にいれ、女子2位でスイムをあがる。

未だに雨は降っている。スタート前には姪っ子たちに会うことができず、”朝、早すぎ?”と思っていたがスイムをあがってT1へ走っていくとそこにあの2人の笑顔が!!!

パワーと一緒に笑顔をもらった!


バイク、

向かい風が続く、路面はもちろんぬれていてところどころのコーナーはもう少しで落車。しかしどのコーナーが滑るなどローカルの知識を使い減速などをし落車は防いだ。

女子2位でスイムをあがったのは予定どうり。さすがにこのレースで3連戦、同じ面子でのレースなので誰がスイム、バイク、ランが強いかは見当が付く。

前の女性のみを目指してかなり強いお風のなかをこいでいくが15キロ地点で後ろの女子2人に抜かされる。”ドラフト禁止?”のレースのはずだが、、、

人はどうでもいい。もし彼女らがペナルティーをもらうならもらうし、もらわないのならもらわない。

20キロのむかい風、平坦はメンタル的にもしんどいが、このしんどい場面でいつも姪っ子が車からちょうど現れ応援。後半の登りにかかると後はT2へ。最後の15kはかなり気持ちのよい追い風。

T2へ入る直前、1位から3位の女子がランへ。

どのくらい、何秒離れているかわからないが、後ランのみ。”前のみを目指した。”

T2にはサイパンの友人たち、子供たちが一生懸命応援してくれていて”あーやはりホームレースは一味違うな”と実感。


ランは15キロの平坦だがやはり風が。片道は追い風、帰りは向かい風。

ランでは常に”飛ばしすぎず、気持ち良く走ろう”と決めていた。そのおかげか、前のランナーを一人、一人抜かすことができ、3位の女子が”見える”範囲に。コースに平均に置かれているコーンの数を数えていた。間4つ。

6キロのターニングポイントを終えたころには 間が3つに、そして2つ、そして彼女のユニフォームにかかれた名前が目で見えるほどに。”いける”このとき思った。

私が横から抜かそうとすると、もちろん彼女もペースをあげ付いてきた。”あれ?まだパワーある!!” 肩を隣に並べたまま5キロほど走った。

この5キロ長かったようで短く、頭の中ではたくさんのことを考えていた。”最後のゴール手前でスプリントフィニッシュ?” その場合今飛ばさないで力を残しとこう、”いや、スプリントは嫌なので今できるなら離そう” いろんなレース展開を考えて走っていたが結局は”気持ちよく走ろう。”で結論がでた。

相手の息の音、足の音など最初は気にしていたが自分のリズム、ペースに集中するとあまり気にならなくなった。

最後の3キロ、ペースを少し上げたら歩幅1歩、2歩と彼女と差が開いていった。”ここだ”と思い、粘った。

最後の1キロでやはり後ろを振り向くと彼女の姿は見えなかった。しかしもちろん気が抜けない。相手は世界戦などで5位には入る選手。ここまできて最後に抜かされるのも嫌だ。

最後の最後、200mほどでやっと、3位と確信。ゴールにいた姪っ子たちと一緒にゴール。


今回は何もアクシデント無く自分なりのレースができました。後々考えると、やはりリラックスしてできたレースが結果に導いた。そして何よりも日本からの応援団。


この女子のメンバーでの3位はとても自信につながりました。

姪っ子のゆなも人生は初トライアスロンに参加。
このレポートは今週末、乞うご期待!!