原題 GENIUS
2015年 イギリス
実話に基づいています
1920年代、まだ無名だったヘミングウェイやフィッツジェラルドなど数々の世界的作家を見い出した実在の名編集者パーキンズ(コリン・ファース)
ある日、無名の若手作家、トマス・ウルフ(ジュード・ロウ)の原稿が持ち込まれます
ニューヨーク中の編集者に出版を断られたウルフの原稿をパーキンズがいかにしてベストセラー作に変貌させたのか
パーキンズとウルフの友情と葛藤、闘いを描きます
売れっ子作家になる前からウルフを支えた恋人アリーンにニコール・キッドマン
ウルフを挟んだパーキンズとアリーンの闘いも見ものです
大好きな3人が出演、おまけに題材は文学
観ないわけにはいきますまい
名作の陰に編集者あり
単行本、文庫本共、巻末に編集者への謝辞が書かれていることが多いです
これは作家の心の言葉なのだろうと改めて感じ入りました
食事中も就寝前も、常に帽子を取らないパーキンズ
最後になって帽子を取って涙を流すシーンはグッと胸に迫るものがありました
舞台はアメリカのニューヨーク
登場人物はアメリカ人ですがコリン・ファースはどう見てもイギリス紳士でした^^
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