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映画・バチカンで逢いましょう

2014年05月09日 | 映画(海外)

 

2012年 ドイツ
原題 Omamamia

 

 

40年前、夫・ロイズと共にドイツ・バイエルンからカナダに移住したマルガレーテ(マリアンネ・ゼーゲブレヒト)
長年連れ添ったロイズの葬儀を済ませ、人生の新たな一歩を踏み出そうとしていた
長女マリー(アネット・フィラー)は、母が遠く離れた家で一人暮らしをするのが心配で、両親の家を売却し、自分たちの住む都市部の家に呼び寄せることにした
マリーの家で一緒に暮らせるものと思っていたマルガレーテだったが、マリーは彼女に老人ホームへの入居を勧め、皆で行く約束をしていたローマ旅行も有耶無耶にされてしまう
敬虔なカトリック信者であるマルガレーテにはどうしてもローマ法王に懺悔したいことがあり、置手紙を残してたった一人でローマへ向かう
孫娘マルティナ(ミリアム・シュタイン)がロックシンガーと暮らす部屋に転がり込んだマルガレーテ
早速、憧れのバチカンへ向かうのだが法王に謁見するのは簡単なことでは無かった

 

疲れ果てたマルガレーテが地図を片手にやっと探し当てたバイエルン料理の店・リセロッタ
しかし、そこで出された料理の不味さに、自ら厨房で料理を作り始めてしまう
やがてシェフとして働くことになり、彼女の作る料理は大評判
廃業産寸前だった店は一気に繁盛する
マルガレーテの作るバイエルン料理が本当においしそうでした!

バチカンで出会った盲人を装った詐欺師のロレンツォがリセロッタの店主と親戚という不思議な縁もありマルガレーテのバチカン道中?は、意外な展開を見せます

 

母と娘を心配してカナダからやってきたマリー
マリーとカナダに残してきた夫との間にもぎくしゃくした空気が漂っています
そして、マルガレーテが法王に懺悔したかったことを聞かされたマリーの混乱
マルティナの恋人の浮気

 

次々襲ってくるトラブルを全て受け止めてプラスの方向へ展開させるマルガレーテ
たっぷりのお肉に包まれた身体で、ドイツ語でおばあちゃんを意味する『オーマ』という言葉で親しみを込めて呼ばれている彼女の新しい人生が今また始まるのです
それにつられるようにマリーもマルティナも、新しい生き方を見つけ始めたようです

 

 

オーマの笑顔と料理に癒され励まされた映画でした

人生は、楽しまなくっちゃネ!

 


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