光文社文庫
2018年1月 初版第1刷発行
334頁
解説・「元男の子」のバイブル『機動戦士ガンダム』 氷川竜介
田中修司、49歳
バブル入社組と言われ、上司からは翻弄され、部下からは突き上げられる毎日
家庭の実権は妻にあって、それでいいと思っているけれど、なかなかどうして大変
ある日、幼馴染の菊池和彦から電話で『徳市じいさんが死んだ』と聞かされます
久しぶりに子供時代を過ごしたニュータウンひまわり台へ向かった修司は、変わりものと言われていた独居老人・徳市じいさんの所有地でひと夏だけという短く濃い時間を過ごした年下の仲間・高瀬達也と再会、和彦と3人で徳市じいさんが暮らしていた家の外でテントを張り一晩を過ごすのでした
50歳を前にした中年男性3人の生きざまが描かれます
元・男の子だった3人が共有するひと夏の記憶
大好きだったアニメ「機動戦士ガンダム」のこと(彼らは今でもガンダムファンです)
いつも奥田英朗さんの女性心理描写の上手さに感心しますが、平安寿子さんは逆で男性心理の描写が秀逸です
実際、男性読者の感想を聞かせて頂きたいものですが如何でしょう?
作中
「タッチ」のみなみと「うる星やつら」のラムちゃんとどっちがいいか?
ガンダム登場以前のロボットやヒーローものとガンダムとの大きな違いは?
などなど
アニメファン内で盛り上がりそうな内容もあって面白かったです
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます